これから本を出したいと考えている人へ

割引あり

本日もよろしくお願いいたします。
12月6日に「高校入試 社会が一問一答でしっかりわかる本」(かんき出版)が発売されました。早速のご購入・ご活用ありがとうございます。今後「高校入試 社会が一問一答でしっかり分かる本」のマガジンを作成して、活用法、注意点、本誌に掲載できなかった内容などをまとめたいと思います。是非ご活用ください(基本は無料公開で行きますが、教育委員会からの指導があるものについては限定公開になることもあります。メンバーシップに加入されてる方はそのまま閲覧できます。予めご了承ください)。
今までにない一問一答集となっています。まだ購入されていない方はぜひ一度手に取ってください。入試に必要かつ十分な情報がこれ1冊で十分に入っていると思います。付録に三分野総合問題と2024年入試最新問題も入れています(かんき出版様のHPに載っています)。2024年入試で必要な情報を補足している、これ以上ない1冊となっています。

そこで、これから本を出したい、と考えている人に向けた話をしたいと思います。話せる可能な限りで話したいと思います。そのため、この記事はメンバーシップ限定記事とさせていただきます。核心の話は限定公開となります。
最後までお付き合いよろしくお願いいたします。


■出版をするには?

自分が本を出して出版をすることは、講師をするうえで一つの目標です。おそらく、ほとんどの人はそう思っていると思います。もちろん、そう考えていない方もいると思います。
本を出すことは自分のネームバリューを高めるには最短距離だと思います。僕自身も目標ではあるものの、出版するための十分条件を満たせていないと思っています。
出版するための十分条件とは何か、ですが、以下のことがあると思います。

【出版するための十分条件】
①大手予備校勤務
②YouTuberなどのインフルエンサー
③出版会社関係者と知り合いなど
④自費出版をするもしくは企画を出版会社に持ち込む……など

上記のことが考えられます。

①については言うまでもありません。大手予備校に勤務して人気講師であれば出版の話が出るのは言うまでもありません。今なら、スタディサプリ、ただよび(最近復活しました)もありますね。
また、大手予備校講師が一番有利なのは、自社出版ができることです(駿台、河合、代ゼミ、東進など)。
ですが、中には出版をしないと決めている方もいるので、これについては人それぞれだと思います。ただ、本を出すためでいうなら、最短距離であることはいうまでもありません

②ですが、これは近年では著書のチャンスが一番大きいと思います。僕はそこまでのインフルエンサーではないうえ、YouTubeをしているわけではないので、Twitter(現在はX)やnoteなどから発信するしかないと思います。
ですが、出版関係者は意外とSNSは見ているそうです。そこから新たな出版につながった方もいるのは事実です。

③ですが、最も現実的なのはこの方法だと思います。出版会社関係者と知り合いもしくは紹介などから本を出す方が多いと思います。中には、既に出版している人が紹介してくれることもあります。
そして、一度出版してある程度知名度が上がればさらに大きなチャンスが広がると思います。最初の出だしで成功できるかどうかはわかりませんが、ここのチャンスをつかめればよりチャンスは広がると思います。

④ですが、こちらについては出版したいものによると思います。必ず企画会議などがあるので、それに対してゴーサインが出なかったら出版はできません。よほどの自信がない限りは突っぱねられることもあります(かんき出版は持ち込みOKですが、企画が通るかどうかは別問題です)。
もしくは、自費出版する可能性もありますが、そこから売れれば当然、チャンスは広がると思います。近年はKindleなどで販売するケースもありますが、これも自費出版と見ていいです。
ただし、自費出版で本を出す場合、印税などについてはあまり期待しない方がいいと思います。

僕の今回の出版ケースは③です。そして、参考書業界で新進気鋭のかんき出版からデビューできるのはかなり幸運だと思います(著書デビューがかんき出版なのは僕のような無名講師ではかなりのレアケースです)。その紹介をしてくださった出版会社様に感謝したいと思います。

■出版で気を付けること(以下限定公開)

では、出版会社はどういうタイミングで出版などを考えているのか、ですが……申し訳ございませんが、ここより以降は限定公開となります。

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