【高校入試紙面講義】2020年岐阜県 大問1 問7~11

今週もよろしくお願いします。年末年始の紙面講義ですが、1/1~1/7まではお休みさせていただきます。
今回も近現代史を中心に問題を解説したいと思います。今回は比較的歴史の正答率が高い岐阜県を扱いますが、そういうときにいかに確実に点数を取れるかを考えなければなりません。この問題を通じて、正答率の高い問題を確実に得点源にしていってほしいです。

■問題の概略

テーマは情報の伝達です。近現代は新聞や雑誌などで情報を得ていたものがありますが、実際はテーマに関連させた基本的な問題が中心です。今回の問題の注目は問8(1)と問10です。そして、問11で現代文化史が出題されています。ここの学習も少しずつ行っていただきたいと思います。この問題は情報に関連させた問題ではなく、テーマに即した問題になっています。
全体的に難度は高くないです。なぜならほとんどの問題が一問一答形式で出題されていること、記述問題でもグラフを正確に読み取る、指定語句をうまく活用すれば正解は出しやすかったと思います。

■解説

それでは、解説を行いましょう。

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