会社員に戻ってきてから半年

早いもので、臨時的任用教職員の任期満了に伴う退職で、元の会社に戻ってきてから半年が過ぎた。
3学期もとお願いされていたが、精神的に疲れてしまって、とても続けられないと思って、2学期の終了とともに学校現場を去ったあの時の判断は正しかったのかと、今でも心の中で競合している。
その後、2回ほど受け持ったクラスの子供たちと会う機会があり、3学期の「クラス解散式」で嬉しい言葉をたくさんもらって、本当に素敵な仕事だと思ったのも事実。だからこそ悩んでいる。今の仕事に満足しているのかというとほとんどそれはなく、ただ自分の請け負った仕事を淡々とこなすだけの単調すぎる生活。仕事を「面白い」と感じたことはほとんどなく、また、教員に戻りたい気持ちがムクムクと湧いてくるのが分かる。
何であんなに気持ち的にも疲弊して、もう無理だと思って3学期も固辞したのに「戻りたい」気持ちになるのか、自分でもよくわからない。でも、なんとなくだけれど、日々の生活がとても生き生きしていて、退屈ではなかったということなんだろうなということを考えた。
もうすぐ49歳になるこの歳に、自分の人生にとって何が幸せなのか、「問い直し」をする時期なのかもしれない。

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