見出し画像

「これからは本も読んでみようかな」と思える話

みなさんは普段、本を読む習慣がありますか?
私は大学4年生になるまで、まったく本を読んだことがなかったです。テレビが好きだったし、文字を読むのが退屈で、本はつまらないモノと思っていました。

でも、読み始めるようになって本の魅力に気づいてしまいました。(笑)なので皆さんにも本の魅力をお伝えできればと思います。



本はどんな価値があるの?

本って誰が、誰に向けて書いていると思いますか?
本はその道のスペシャリストが、何も知らない人のために向けて書いているものです。つまり、本は効率よく知識を吸収できる素晴らしいモノなのです。

また、出版社の立場から考えてみるとどうでしょうか。
本を出版するにはもちろんお金がかかります。そして利益を出すためには売れる本を販売していく必要がある。なので正確な情報や豊富な知識によって「これは売れる!」と思った本を販売していると思います。つまり本は正確な情報や価値のある情報を得ることができるのです。


本の魅力

本はその道のスペシャリストが書いています。つまり、著者が何百時間もかけて得た知識やスキルをわかりやすくまとめているのが本なのです。

「1冊読むのに時間かかるよな~」って前は思っていたのですが、今は「この一冊の知識を自分で1から勉強したらいったい何時間かかるんだろう」と考えるようになりました。そしたら、数時間で知識が得られるという本の魅力に気づくことができました。

そのくらい本は、貴重な経験研究の成果をすぐに得ることができるものなのです。なので皆さんもぜひ、興味がある分野の本を見つけて読んでほしいなと思います。


本の読み方

私がビジネス本や知識系の本を読む際に、意識していることを2つ紹介します。

1.じっくり読みすぎない
本を読むときには、書かれているすべての知識を吸収しようとする必要はないと思います。なぜなら、本が誰に向けて作られているでしょうか。それは知識がない人に向けてです。なので本は、知識がない人でも理解ができるように書かれているものなのです。そう考えると、すでに理解しているところはじっくり読む必要はないということですね。

2.同じ分野の本は複数読む
複数の本を読むことで、3つのメリットがあります。

・共通と相違
複数の本で共通して述べられている部分と、異なる見解の部分がわかる。これによって正しい知識なのか個人的見解なのかを見分けることができる。

・良質と相違
分析結果や実験結果に基づいて深く書かれているものと、浅い知識で書かれているものを見分けることができる。これによって、情報の正確性がわかる。

・水平と垂直

過去から現在への変化など、時系列で推移していることと、その知識の現在の見解を知る現時点での状況を知ることができる。

この3つによって、体系的に知識を身に着けることができます。


「本を読む」では終わらせない

本は何のために読みますか?おそらくその知識をつけたいからですよね。それなら、「本を読む」というインプットだけに満足するのではなく、その先の「実際に行動する」というアウトプットまで行いましょう。ここまでやらないとせっかく知識を入れたのに、数日後には忘れて、何も身につかなかったことになってしまいます。


オススメのアウトプット方法

私のオススメのアウトプット方法は
まず、本を読みながら、為になった内容や活かせそうな知識を抜き出します。次に、その知識が自分の日常生活のどこに活かせるのかを考える。そして実際に行動してみる。もしも行動する場面がないときは、蓄えた知識を誰かに説明する。ここまでできて、初めて本を読んだ意味があると私は思います。

なぜ、このアウトプット方法が良いかというと、知識の定着は読むだけでは難しいからです。

下のグラフを見てください。これは学習方法によってどの程度知識が定着するかを表したグラフです。「読む」という行動だけでは10%しか定着しないのに対して、「他人に教える、実際に行動する」という行動では90%も定着させることができるのです。(参考:下記写真)

記憶の定着



皆さんも、まずは好きな分野の本から手に取ってみてはいかがでしょうか。
料理本を読んで、実際にその料理を作るのもいいですし、ダイエットの本を買って実践してみるのもよいでしょう。成果が出た時はぜひ報告お待ちしております!!



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


頂いたサポートは闘病生活に使わせて頂きます🙇🏻‍♂️ 最後まで読んでいただき、ありがとうございました☺️