第3章 私が生きるためにした選択。病気の全貌と選択した治療内容
●病気の全貌私がなった病気は「仙骨ユーイング肉腫+肺転移」というものです。ユーイング肉腫とは骨に悪性腫瘍が発生する病気で、日本では年間数十人しかならない希少ガンの1つです。また、10~20代がなる若年性の希少ガンで、発症の原因は不明でした。遺伝とかも関係ないそうです。あるデータによると、ユーイング肉腫の5年生存率は60~70%なのですが、転移があった場合は20~30%とかなり厳しいです。私の場合は肺に転移があるため5年後に生きている確率は20%くらいということになります。