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共病文庫 ~残りの人生を全力で生きたい方へ~

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社会人1年目の冬、23歳で希少ガンが見つかりました。 まさかだった。まだ23歳。 こんなに若くして、自分が希少ガンになるなんて想像もしていなかった。 「まだまだ人生これからって…
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記事一覧

第10章 闘病生活の終焉から社会復帰までの5か月間の軌跡

約1年間の闘病生活を終え、ついに病院に通う生活を終えました。ここからの目標は「生きる」か…

第9章 ついにたどり着いた最後の治療。新たな病院で臨んだ陽子線治療の全貌

最後の治療が「陽子線治療」と決まるまで 2つ目の治療である幹細胞移植を乗り越え、3つ目の治…

第8章 1カ月の隔離入院で起きた2つの奇跡的な体験

この章では1カ月の隔離入院生活をする中で、実際に体験した2つのエピソードについて話します。…

第7章 死を覚悟した唯一の瞬間。幹細胞移植による1カ月の隔離入院生活

半年間の抗がん剤治療は結果的に成功しました。しかし現状では腰の腫瘍が残っているのと、肉眼…

第6章 抗がん剤があるかないかでどのような1日を過ごしていたのか。入院生活の1日ル…

この章では、入院中どのような1日を過ごしていたのかをお伝えしていきます。入院生活では治療…

第5章 半年間に及んだ抗がん剤治療。経験した身体的・心理的変化。そして感じた日常…

この章では全6クール(約半年間)に及んだ、抗がん剤治療についてお話します。半年間の治療に…

第4章 人生初めての抗がん剤投与。次々と襲ってくる副作用の発症

●入院生活初日 がん宣告を受けた日、そのまま入院生活が始まりました。 入院するとすぐに医師から「カテーテルを入れるからついてきて」と言われて、カテーテル手術が始まりました。小さい処置室みたいなところに仰向けで寝ていると、よく医療ドラマの手術シーンで見るような青いシーツを上半身にかけられ、切開する腕だけそのシーツから出した状態になりました。そのまま消毒液を腕にかけられ、麻酔の注射を打たれて、腕を少し切開して、数分後には腕に管が入っていて、糸で縫われている状態になっていました。気

第3章 私が生きるためにした選択。病気の全貌と選択した治療内容

●病気の全貌私がなった病気は「仙骨ユーイング肉腫+肺転移」というものです。ユーイング肉…

第2章 病気を自覚し覚悟を決めた瞬間。闘病生活の始まりと心境の変化

まだ23歳。 こんなに若くして、自分が希少ガンになるなんて想像もしていませんでした。 「まだ…

第1章 23歳で突然のガン宣告。新卒1年目が死を強く意識するまでの記録

私は大学入学をきっかけに、地元北海道から関東に上京してきました。私の大学生活を一言で表す…

第0章 ガンを公表することで与えられる3つの価値

希少ガンを公表することにしました。公表しようと思った理由は3つ。 ”同じ病気で苦しむ人の役…