第2章 病気を自覚し覚悟を決めた瞬間。闘病生活の始まりと心境の変化
まだ23歳。
こんなに若くして、自分が希少ガンになるなんて想像もしていませんでした。
「まだまだ人生これからって時なのに…」
「もうすぐ死ぬのかな…」
「何で自分なんだ…」
当然、最初はそう思いました。でも、普段からポジティブな性格だったこともあり、「誰だって人生は一度きりだし、時間は平等に与えられているもの。いつ死ぬかは誰にもわからない。だから、今できることを精一杯しよう。今を生きよう。」とガンを宣告された病院内ですぐに気持ちを切り替えました。そして、「1%でも生き延びられ