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「K」

間違いなく、その友達は聖なる騎士だった。

BUMP OF CHICKEN(以下BUMP)の「K」という曲をご存じですか。

「K」はアルバム「LIVING DEAD」に収録された楽曲で、シングル曲でもタイアップ曲でもないにも関わらず、今なおファンに人気の楽曲です。

インディーズ時代のBUMPに多かったストーリー性の高い楽曲の一つで、歌詞の内容は完全に短編小説です。
曲も全体的に哀愁や切なさを漂わせていますが、その中に疾走感や勇敢さを感じられる曲で、歌詞とも非常にマッチしています。マッチしすぎていてむしろ違和感を探したくなります。まあ、探してませんが。

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[物語の内容]
人間から嫌われて卑屈で寂しがりな黒猫が、ある絵描きと出会うことで愛情や温もりを知る。絵描きは黒い友達に「Holy Night(聖なる夜)」という名前をつけた。

しばらく黒猫と絵描きは共に過ごすが、貧しさゆえに絵描きは倒れてしまう。絵描きは最後に故郷に残した恋人に手紙を届けてほしいと黒猫に頼んで、そのまま息を引き取る。黒猫は絵描きへの恩を返すために絵描きの故郷へと向かう。

険しい雪山や黒猫に対する迫害を乗り越え、満身創痍になりながらも友人の恋人の元へ辿り着く。手紙を読んだ恋人はもう動かなくなった黒猫のために墓標を立てた。アルファベット一文字を加えて。

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歌詞の内容を書かせていただきましたが、これだけで分かった気になってはいけません。曲やボーカルの声など、BUMPの「歌」として聞くことで「K」もといBUMPの魅力を何倍にも感じられると思います。

ご興味を持たれた方は、ぜひこの物語を無限に味わい尽くしてください。





以上、ライティング練習でした。





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