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【必見】WSUSサーバのメンテナンスは、クリーンアップだけで良い

WSUSサーバって、構築後は、定期的な配信を行うだけになっていませんか?

定期的に不要な更新プログラムを削除などしないと管理コンソールがフリーズする原因となってしまいます。

定期メンテナンス作業自体は、簡単なので、実行することをおすすめします。

メンテナンス手順

WSUSの管理コンソール画面→オプション→「サーバー クリーンアップ ウィザード」を選択

キャプチャ


不要な更新プログラムと更新プログラムのリビジョン
期限切れの更新プログラムと長期間承認されていないプログラムになります。後から、承認したいものが出てくる可能性もあるので、私は使用していません。

サーバーにアクセスしていないコンピューター
30日以上サーバーにアクセスしていないコンピュータの情報がデータベース上から削除する。

これも長期間電源が付いていない端末が消えてしまって、端末管理がややこしくなるので、使ってはいません。
(30日という期間指定が、個人的には短い)

不要な更新ファイル
不要な更新ファイルを「WSUSContent 」から削除。
これは、定期的に削除したほうが良いと思います。
「拒否済み」にしていたプログラムなどを消してくれるので、動作改善・容量削減できます。

「置き換えられた更新プログラム」
・30日間以上承認されていない更新プログラム
・現在クライアントによって必要とされていない更新プログラム
・承認された更新プログラムによって置き換えられる更新プログラム

上記条件を満たすとき、プログラムを拒否します。
これについては、削除されているわけではないという記事もあったので、
意味があるのかは、定かではありませんが、念の為実施しておいても良いかと思います。

コマンドで実施する手順も記載(PowerShell)

Invoke-WsusServerCleanup -CompressUpdates -CleanupObsoleteUpdates -CleanupObsoleteComputers -CleanupUnneededContentFiles -DeclineExpiredUpdates -DeclineSupersededUpdates"

上記コマンドで、5つのオプションすべてを実行します。
タスクスケジューラなどに登録して、定期的に実行しておくことをおすすめします。
実質の運用作業はしなくて良くなります。

不要な更新プログラムおよび更新のリビジョン
-CompressUpdate
-CleanupObsoleteUpdates

サーバーにアクセスしていないコンピューター
-CleanupObsoleteComputers

不要な更新ファイル
-CleanupUnneededContentFiles

期限の切れた更新プログラム
-DeclineExpiredUpdates

置き換えられた更新
-DeclineSupersededUpdates


また、定期的な更新プログラム削除を実施していない状況で、
メンテナンス作業を実施すると、処理中にタイムアウトが発生します。
その場合でも、削除作業を何度もやり続けるしかありません。
そのうち、少しずつ動作が改善します。

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