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八男って、それはないでしょう! 26

少し目を離している間に巻を重ね、26巻が8月25日に発売です。

あらすじによると『オットーたちに倒され、行方不明になっていたヴェルは『あの世』にいた。そんな自身の状況を掴めていないヴェルの前に亡き師匠アルフレッドが現れ、オットーたちへリベンジするための修行の開始を告げる。』だそうです。

どうしてこうなった。

巻が進むにつれて、なろう投稿にはなかった描き下ろしが比重を増やしていたのは知っていますし、最新の数巻をまだ読めていない自分にも落ち度があるのですが、何がどうしたんですかね。

途中途中に完全描き下ろしの巻があったものの、全体ストーリーではもう完結しているはずのポジションにいたはずなので、シリーズ延長という感じでしょうか。20巻以上も続いた上にシリーズの延長なのですから、まだまだ人気があるんでしょう。素晴らしいことです。どうしてこうなったのかはさっぱり分かりませんけどね。

なろう発の作家の大半が最初のシリーズ完結と共に消えていく業界で、すでに複数のシリーズを刊行していて、最初のシリーズも続いている。これはとても素晴らしいことだと思います。

そしてライトノベル以外にも漫画の原作や、

美少女文庫、

ぐるっと一回りして異世界帰り&動画配信という、

思わず、おじさん!?と叫びそうになるライトノベルが先月発売されていたりと、幅広く活躍されています。

作家はデビューするまでは締め切りもなく、納得出来るまで推敲する時間があります。でもデビュー後は締め切りに追われ続ける生活になります。その中でいくつものシリーズを手掛けられるということは、作家ご本人の中にそれだけの蓄積があったということでしょう。見習いたいものです。

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