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「おりづる」をきれいに折る。

「おりづる」は何かのイベントで千羽鶴を折ったりすることが有るので、折り方を覚えている人も多いと思います。
でも、「おりづる」をきれいに折るは案外難しいものです。

よくある折り方

「おりづる」のよくある折り方は下記の URL に掲載されています。
幼い頃、最初に教わった「おりづる」の折り方は、この折り方でした。
「おりづる」の折り方が載っているおりがみの本でも、この折り方が多いように思います。

よくある失敗

「おりづる」を折ってみて、やっと出来上がったと思ったら…
「キレイじゃない!」と思ったことがありませんか?

よくある失敗の例

なんで?

キレイにおれない理由を見て行きたいと思います。
「よくある折り方」のURLの折り方の注意するのは...

(3)~(4) 三角を半分に折るところ。

重なった角がずれる。

重なった角がずれているので (7)~(17) で内側の角がずれる。

内側の角がずれる。

(21)~(22) 中心の線に合わない。

(7)~(17)で内側の角がずれているので、中心の線に合わせても紙がずれる。

中心線にあわせても紙がずれる。

紙がずれたまま進めていくと…
「よくある失敗」のとおり、きれいな「おりづる」になりません。

きれいに折れない!

きれいに折るには?

紙を折ったときに紙はずれる一番の理由は、2枚以上重なった紙を一度に折ることです。
2枚以上重なった紙を一度に折ると、重なった紙がずれてきれいに折るのが難しくなります。
でも、気を付けても、いつのまにか紙がずれていることが有ります…

気をつけてもいつのまにか紙がずれるのであれば、最初からできる限り紙を重ねずに折っていけばきれいに折れるはずです。
「おりづる」を折るのに、できる限り紙を重ねずに折っていく折り方を「折り鶴.pdf」にまとめました。
試しに折ってみてください。


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