にじさんじは衰退してないですよ?(2020年2月)

これが元ネタです。
ちょっとバズって皆さん色んな事を書いています。


衰退をどう定義するか?

グループの衰退をどう捉えるかは非常に難しいですが、ビジネスモデルを考えると、ここらへんで良いんじゃないでしょうか?

・再生数が落ちる
・投げ銭額が落ちる

総再生数はすごく伸びていた

以下はここ3ヶ月の1日あたりの再生数です。
参考ライバーは85人。

スクリーンショット 2020-02-25 12.25.34

ソースはこちらです。

見れば一目瞭然なのですが、とんでもないスピードで総再生数は伸びています。
もし衰退論を唱えるならば「現状衰退しているという事実があって」「その原因はおそらくこれにある」と仮説を挙げるのが定石です。
しかし衰退するどころかめちゃくちゃ伸びています。

にじさんじ新参は苦戦している?

そう言う意見もあったので、2019年10月以降にデビューした人に絞ってみました。

スクリーンショット 2020-02-25 12.35.22

どうでしょう?私には伸びてるように見えます。

もう少し細かい数字を見てみる

直近1週間だけのデータですが

1日の再生数が
2万回以下が38人
2万〜10万回が40人
10万回以上が6人 でした。

上位15人の再生回数が全体の50%でした。思ったよりロングテールです。
3ヶ月で
マイナス成長だった人 16人
50%未満の成長 9人
50%以上の成長 47人 でした。

マイナス成長だった人は、上限に達してしまった人と、活動が休止気味な人でした。

全体的に非常に伸びてますね。

投げ銭(スーパーチャット)はどうなの?

こちらを参考にしてください。まだ伸びてます。

(そのうちちゃんとまとめようかと思いますが、手間がかかるんですよね)

では衰退論は杞憂なのか?

そんなことはないと思います。
勘違いされがちですが、その人の感じる面白さ・好きという感情と数字上の成功は思ったより相関しません。
つまらないなーと感じていても数字は伸びることはありますし、おもしろいなーと感じていても数字が伸びないこともあります。
なので、論じるべきは「おもしろさ」の方です。ここではその話は難しいのでしません。

また、今後成長できない(スケールが出来ない、遠からず頭打ちになるに違いない)という予想であれば話が変わります。ただしそれはスケール問題であって衰退論とはちょっと違いますね。衰退って結構強い表現ですよ。「頭打ちが早まる懸念」とかがいいのではないでしょうか。

同時接続数はどうなの?

これもよく話題に出ます。
確かにここ最近のLive配信の同時接続数は勢いがないように見えるかもしれません。
・Live視聴者と動画視聴者の層が違うのでは?
・Live視聴者の減少で投げ銭が減る兆候が見つかるのでは?
など様々な推測ができますが、現状投げ銭は衰えていないわけなので、今後の宿題としたいです。

なんだ、にじさんじ安泰じゃん

少なくとも2020年上半期までは益々盛り上がるのでは無いかと思います。
ただし、このままのスピードで行くと今年か来年に天井が来ると予想されます。(物理的な視聴者数の壁。このまま成長すると年末には年100億再生クラスですが、これは1000万人が1日3回再生する必要があります。そこまで行くと思いません)

頭打ちした時に上手く対処できるかどうかが重要になるでしょう。対処できないと・・・どうなりますかね。

まとめ

・数字を見ると衰退どころかバブル真っ最中
・個人が感じる面白さと数字は別物
・同時接続数の謎は宿題
・とりあえず年内は安心して推そう

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