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悪行小学生日記

はじめに


もうこれ以上書いたらおしまいだと個人的に思うことがありました。思わせぶりで申し訳ないけれど憤死すること請け合いなので封印しておきます。 今日のお出かけ先帰りのこの怒りはその後の創作活動で燃やし続けるためにも取り置いておきます。 以上。

とはいえ、カヌレの生地みたいに一晩冷蔵庫で冷やしておくと、ようやく様になる文章もある。


忍辱


父は言っていた。「怒る前に6つ数えろ」と。

日蓮宗公式ホームページを見ると、いつぞやの法話に、怒る前に心の中でお題目を6回唱えなさいと。

じつはその父の七回忌からあと、それまで塔婆供養だけしかしてこなかったことだが自主的にであるがお盆とお彼岸の法要に顔を出している。


魔王カッチェイの部下達登場


高学年とおぼしき彼女らの一人は白いTシャツに虹色のストライプが横に入ったものを着て目の前に立っていた。その両脇にはそいつの仲間が一人ずつ固まっていた。

最初に言っておく。プライド運動について知っていて着ているのか、差別について知っているのか。しかも、知っていることとは行動あるいは行動を抑えることができて初めて知っていると言えるのだが……。

さて、私を忍辱(にんにく)の30分間に誘ったのはポスターケースを持った女子小学生三人組だった。


七つの封印


まずは私の前に陣取って動こうともせず、マスク着用しているものの高歌放吟、けたたましくおしゃべりを続けていた。

目が覚めている間は彼女らを見とがめる。それでもわざととしか思えないが気づかないふりを決め込んで、私が開いていない窓をにらみつけると、ロリコン呼ばわりして挑発するのだ。

私が怒鳴りつけるのを待っての挑発とはわかっていた。年齢は低いものの子育てを通しての親の性格譲りなのか、かなり性格がねじ曲がっている。代々の金持ち家庭にありがちなあるあるなのだ。


ロリコン呼ばわり?


一気に書いてしまうが、私の怒りのトリガーポイントは「ロリコン」のひとことだった。

それだけでなく、途中駅まで怒りながら寝たふりをしていた。ここで他の空き席に移ろうにも席はなく、空いた席に古代神話のハーピーよろしくどっかりと腰をかけるのは目に見えている。こんな礼儀知らずの連中にうまい思いをさせてたまるか!怒りは渦巻いていた。

私が起きる頃には乗り換えのある駅手前でおばさんよろしく空き席に腰掛けてから降りていった。彼女らの親の顔を拝めなかったが、あまりにもわかりやすい親子の風景が見える。


殺人者のプロファイル


もしかしたら同級生たちを死に追いやった連中はああいう感じか。だいたい察しはつく。知り合いの後期高齢者の美術教師がいる。彼女らのような小学生に追いやられた若い先生達がいて、その代打でおじいさん先生が出ているそうだ。昔の人の方が扱い方をよく知っている。私は同じく正論を吐くには若すぎる。

連続勤務のあとの法事だったので、疲れのために引き起こされた怒りの関係妄想かもしれない。
(不意に想像だにしない他者を巻き込んで不幸にしそうです。やっぱり封印して風化するのを待ちます。いや、待ちきれなかった。)


貧乏父さんとハーピー


他にもこの「ハーピー」どもよろしく男子高校生達が同じ電車に乗ってきた。任天堂の株主総会のノベルティを持ってそれなりの話をしている。私自身貧乏なのに、ああいった金持ち家庭の金に飽かせた行動を抑えられない若者達を寄せ付ける「オーラ」を持っている模様だ。

うちに帰ってからもウェブサイトのアフィリエイト広告を見るとハイクラス転職の広告ばかり入ってくる。「年相応に」という意味なのだろうが、年相応に見えただけのオヤジ狩りターゲット、それが私だ。正論を吐くにはなお若すぎて悔しい。


おわりに


ぼかして書けない、描写がはっきりしてしまう。 下手するとリアルデスノートになりかねない。こうしてnoteで暴露しました。失礼。


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