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2024/08/03 貴方には愛は怖いですか?優しさは怖いですか?〜dum spiro spero〜

いままで未婚の動機、自分の場合。
愛されることが怖い、やさしくされるのが怖い。
自分など外でいじめらればかり、家では親からけしかけられる生い立ち。愛や優しさに値しないと思っている。
それに引き換え同じ親の子である妹一家。
自分の力だけというがそれだけではあるまい。
愛とは?

愛されること、やさしくされることとは?
男だから強いとは限らない。
女だから弱いとは限らない。
自分を愛せる、優しくできるようになるためには
教育の力が必要だと思う。
それにしても立ち遅れていること。

心の底から孤独を愛するためだけに生まれてきた人はいないはず。あらゆる災難をもたらすパンドラの箱の底には希望が隠れているように。

愛を探しても、もうだめですか?まだ間に合いますか?
聞いてもしょうがないのだけど。

いままで妹と違って一人きりで悩み苦しんできた。
周りは茶化したり意地悪を働いたりとまともに取り合ってくれなかった。
そのうちに私の脳は「遭難」してしまったのである。
つまり統合失調症を発症してそれでも無理をして、
それが重い障害として残ってしまっている。
この段に及んでようやく見えてきたのが両親のやさしさだった。
そして長年勤めたのに私に意地悪を働いたはじめての職場を、
ようやく後にする決心が付いた。
そこで出会ったのがいままでの人達の取り合わない態度や意地悪ではなく、
外の世界でようやく人並みのやさしさに出会えた。

あの絵本の猫は100万回生きてようやくやさしさに巡り会う。
たぶん作者も同じような心の道をたどってきたのではないか?

私も病気をするまで両親のやさしさには気づきませんでした。この気持ちを次の代の人達にも伝えたいと思っても、私は既に結婚して子どもを育てられる歳を過ぎてしまった。

うちの妹はそんなの気にせずに子供達を守るためならと獅子奮迅の努力をしています。

弱者には徹底的にきつく、強者には徹底的に忖度する、そんな社会は本音のところ誰が望むでしょうか?私のような生い立ちの者だけが社会的弱者の十字架を負わされるような役割はもう御免です。

話はずれましたが、仏間でこうして打ち込みつつ、残された母のために恩返しをしたいと思うことが多くなりました。愛ややさしさは無償ではなく、それを感じて恩で返すのかもしれないと最近では思っています。

2024/08/03 ここまで

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