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ふたりは同じではない

  1. おはようございます🙏
     今日は女性は二度美味しいのかリスキーなので不利なのかということを、男女の身体の違いということで整理してみます。

  2. 男であるということ
     生物の世界では単性生殖があるぐらい、男性はあってもなくてもいい存在になる。
     哺乳類のオスは造物主の取ってつけだろうか。
     たとえば男性の乳頭は機能せず女性になり損ねた痕跡器官、名残である。
     基本的に女性が生物のスタンダードである。

  3. 女であるとは何か
     生物は基本的に単性生殖でそこから分化したオスとはメスにとって「つけたり」にすぎないことになる。
     子孫を残したあとたとえば遡上したサケはそこで寿命を終える。これは卵生類までだが、トリは孵化から巣立ちまで親鳥が面倒を見ている。
     しかしながら、哺乳類でサルよりあとになると、ヒトも子供の面倒は見るがなかには虐待したり養育放棄したり、サケではないが出産が命懸けになったりと、有性生殖になり進化するほど複雑なアスペクトを持ってくる。
     ただ、死児を背負ってさまよう母ザルも観察されるように、養育放棄とはほど遠い行為、本能をも置き去りにしてヒトは進化したのだろうか。

  4. 男の役割
     ウマの場合種付けウマとはよく言ったもので、はっきりというと私を含めてオスは生物学的には使い捨て、消耗品である。
     使役動物でも産業動物、愛玩動物であれ、ウマの場合飼い主が望んだ結果が得られるまで繁殖は繰り返される。
     今のところヒトだとデザイナーズベビーと倫理的にギリギリの線で生命の選別がなされつつある。他の生物種と違い、ヒトは「選ぶ」という造物主の視点も「選ばれる」という被造物の視点も併せ持つ。
     そこにくると男性はオスのように自然淘汰されやすいわけでもない。ただ、私のように社会的に遺伝的に不利な立場がペアになれないのは、適者生存という視点で見ると実質、自然界の淘汰に相当することになる。

  5. 男性は女性のアクセサリー
     ここまで来ると、女性は出産に命懸けになるという生物学的に有利でない点を割り引いても、カップルでひとりものに当てつけたり子供を自慢したりと、一番近いサルですらしない行為を社会的儀礼として持っている。
     これを生物学的な進化と見るか退化と見るか。連れ子虐待、DVなど見ると決して進化ばかりとは思えない。
     やはり結婚指輪と似て男は女のアクセサリーにすぎないか。

  6. おわりに
     男の祖型は女という。この社会は進化しているのだろうか、生物学的な意味で?男を半世紀以上やっていて誰とも繁殖行為の経験がない自分は、生存不適応種ではないかと思う。

    2024/02/29 ここまで

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