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妖怪 小豆洗いに遭遇

昨日(2021.03.03)に、奥多摩のさらに奥にある
神ノ山辺りにある、峰集落という廃集落へ行こうと思い
鳩ノ巣駅から出発しました。

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先程、「将門神社」を参拝し、居心地良さから
長居をしてしまい、現時点で16時を少し回っていました。
googleMapで「峰集落」と検索しても出てくるはずもなく
登山大好きな人のブログを読みながら、大体のルートを把握
(これが、一番の失敗)

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踏切を渡って、ひたすら登っていくという記事を信じて、ひたすら登って
行きます

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途中、七つ石に因んだ石碑を発見。
七つ石については、「将門神社」で触れているので、読んでください。

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途中、お稲荷様に遭遇。
勿論、参拝させて頂きました。

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この、看板もブログの中にあったので、「こっちだ」と確信し
さらに、登ってみることに・・・

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さらに登ると、ハイキングコースから離れていないのは、分かるんだけど
本能で、なんか違うと察しはじめ、googleMapで初めて、確認してみる
(初めから、そうすれば良かった💦)

よくよく調べてみると、峰集落は「大根ノ山ノ神」とい場所を目指すと
良いとのこと。
大幅に、時間ロスをしてしまい、頑張って険しい道を下山し
広い林道まで、戻ることに。

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この道を辿っていくと、徒歩で50分で着くらしい
この時点ですでに17時を周っていましたが、暗い林道を歩くのは
慣れていたし、ライトもあるのでこのまま進むことを決意
往復2時間なんて、想定の範囲

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途中、この場所で感じたことの無い気配がして、思わず撮影
耳を澄ますと、なにかテレビの「砂嵐」の様な「音」が聞こえてくる
「心細さ」からか、その「音」が「行くな」という警告音にも、聞こえたが
「気のせい」にして、さらに登って行くことに

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途中で、見つけた民家。
廃屋なのか、人が住んでいるのか?
ちょっと不気味な家を後に先に進みます

この先の、林道の写真を撮っていないのですが
余りの林道の暗さに、心細さを感じ、いったん退くことにしました

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再度、この場所に戻って来た時、先ほど鳴っていた「音」が
まだ、川のせせらぎと共に聴こえてきました。

「青梅には妖怪がでる」
と、 山口敏太郎先生が、おしゃっていたのを思い出し


「もしや、小豆洗いかも」と思い、動画で撮影しました


何かを、擦る様な音に聞えないですか?

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小豆洗いが、小豆を、洗っている姿しか浮かばない僕は
自分で言うのも、大分拗らせてるなぁって思いました(笑)

よくよく、調べてみると、「小豆洗い」都内にも、いるみたいなんですが
槍原の辺りみたいですね。
この音の正体が、小豆洗いだったら、良いなぁって思ったんですけど・・・

小豆洗いに会った人って、確か死んでるんじゃなかった・・・・っけ?

余談なんですが

鳩ノ巣駅の近くに、稲荷大明神があるんですが

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この稲荷神社の向いが、竹藪になっているんですけど

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「将門神社」から、戻ってきた時
稲荷神社の前を通り過ぎ様と、したときに
竹藪から、「ししどおとし」の様な音がしたんですね。

この現象って、初めてじゃなくて
「道了堂」へ行くルートで「絹の道」っていうのがあって
https://www.youtube.com/watch?v=1Tftzlu3B0A

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そのルートだと、竹藪がある道を通るんですけど
その時も、「ししどおとし」の音が聞こえたんですよね。

水木しげる先生の本の中に、竹藪の中にいる妖怪がいたなぁって思いだして
調べてみたんです。
そしたら

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「竹切狸」が近いのかな・・・

山の竹藪の中に棲んでおり、竹を切る音を立てて人を化かす古狸。夜になると竹薮から「チョン、チョン」と竹の小枝を払う音が聞こえ、さらに「キィキィ」と根元を切る音がし、最後には「ザザッ」と竹が地面に倒れる音がする。夜が明けてからその竹薮に行っても、竹が切られた痕跡はないというものである(wiki参照)

ともあり
京都のほか、兵庫県の山奥、鳥取県でもこのような怪異が起きたといわれる。静岡県磐田郡阿多古(現・浜松市天竜区)ではこうした音の怪異を山囃子(やまばやし)といい、人気のない夜の山奥から笛や太鼓などの神楽囃子の音が聞こえるともいう(wiki参照)

ただ、、京都府南桑田郡保津村の妖怪であって、東京の妖怪じゃぁ
ないんですよね。

とまれ、

奥多摩は魅力的な土地ですね。

また、来たいと思います。

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