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2か月前に読んだ本を覚えていますか?

こんばんは。今日もあまり人間の身体とは関係ないテーマについて書いていきます。

前回は勉強・自己投資することについて書きましたが、今回はインプットについてです。僕は今大学生活4年目で4年間たくさんのことをインプットしてきましたが、その中で思ったことを意見として書いていきます。

様々な意見があって当然かもしれませんが、一意見として読んでほしいです。

2か月前に読んだ本のタイトルと内容を簡単に教えてください。

突然ですが、このnoteのタイトルにあることをあなたが今誰かに聞かれたとしたらあなたは答えられますか?

内容はどんなんでもいいです。2か月前でなくても3冊前に読んでいた本の内容とかでもいいのですが。

僕は全く答えられる自信がありません。

僕は今までこのような質問を見聞きするたびに自分の説明能力のなさ、知識の定着のしてなさにがっかりしてきました。

でもこれって悪いことでしょうか?その本の内容が頭に入っていないということでしょうか?

この手の質問ってたまに見聞きしませんか?これで答えられなければそれはあなた自身が読んだという事実に満足しているだけで読んだ本の内容は頭に入っていないみたいな内容とともに。

しかし、僕は全くそんなことないと思います。今回はこれについて僕が思うことを書いていきます。

確かにこの質問に答えられる人というのは分厚い1冊の本を簡潔に要約する能力が高いと思います。そしてそのような人の多くは本の内容も頭に入っていると思います。

だからといって答えられない、つまり要約する能力が低い(答えられない=要約する能力が低いと仮定しています)のと本の内容が頭に入っていないというのはイコールではないのではないでしょうか?

たしか、アウトプット大全という本でも著者が実施したセミナーで受講者にこのような質問をしたところほとんどの人が答えられなかったみたいな内容がありました。

僕はいつもこのような内容を眼にするときに「だからなに?」と思ってしまいます。

そして誰かに聞かれたときに答えられるようにインプットするという方法にも疑問を抱いています。

内容を実際の場面に落とし込みながら読む

僕は要約する能力が低い=本の内容が頭に入っていないではないと思っています。なので本を読むときに特別要約を意識しながら読むこともありません。(人の身体に関する本でも一般の本でも)

僕がインプットする際に意識しているのは、

ヒトの身体に関する参考書などであれば

実際に問題を抱えている人をイメージすること

一般の本であっても(内容によっては無理かもですが)

できる限り日常生活内の身近な出来事をイメージすること

です。

例えば、今僕が首に関する解剖学や運動学・ケガなどについて勉強していたとします。

そしたら僕はトレーナーもしくはPTの自分を想像します。そして今目の前に首に問題のある人が来たというイメージを持ちます。

そして実際にその機能を改善させるにはどうしたらよいのだろうか?リスクは何かないか?アスレティックトレーニング・理学療法以外にどんな方法があるのか?など実際の現場で想定しうる疑問点を持ちながら本を読みます。

感覚的にこんな感じで本を読んでいくと本当にインプットの質が変化します。

アウトプット大全には「内容を誰かにアウトプットする前提で本を読め」と書いてありましたが、確かにこれはある意味アウトプットにあたるのでなるほどな~と思いました。

参考書でなく、僕が今読んでいるDEATHという本であったとしても僕は自分や身近な人が死ぬときについて考えながら読んでいます。

だからといって今誰かにDEATHってどんな内容なの?って聞かれてもうまく答えられる自信はありません。(内容はあまりにも多く非常に難しいと感じます)

でもその質問に答えられるのが本を読むゴールではないと思います。

僕の中での本を読むゴール

僕の中でのゴールは、すごく適当な例を挙げると

夜中に友達と歩いていて「死」についての話になったときに

何となく前に読んだDEATHという本の内容が思い浮かんで、それと自分の意見を交えながら話せること

ですかね。

そのくらいがちょうどいいと感じます。

「誰かに聞かれたときに答えられるように読もう」

と一時期はやっていましたが、そうすると文章が文字に見えてしまうんです。

本が文字の羅列にしか見えなくなって、その羅列を暗記していたんです。

これは違うなって思って色々考えた結果上述のような「イメージする」が一番しっくりきました。

結局本を読むのは誰かに聞かれたときに答えられるようにするためではありません。

知識というかけがえのない財産を形成していくためです。

自分の内なる声がその知識を呼び起こしたいときに頭の中に浮かび上がってくる

これが僕の中の知識定着の証です。

終わりに

もし本を読むにあたって似たような悩みを持っている方がいたら試してほしいです。

本を読むハードルも一個下がる気がします。

まだ本格的に自発的に勉強し始めて4年しかたっていない人の言うことは説得力に欠けますが、思いついた内容はノートにどんどん書き記しておきたいので書かせていただきました。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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