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【高校時代】チバユウスケ

本当はあまりにも中学時代に出会った音楽の影響力が強すぎてボリューム大きくなるのですが、昨年亡くなってしまったからね。
高校時代に知ったチバユウスケさんの曲を先に挙げます。

liveに行ったことは一度もありません。
高校のときラジオで当時ミッシェルのキャンディ・ハウスを聴いて、驚いてそれから友達にアルバム全部かりてカセットテープ(笑)に、後にROSSO、そしてThe Birthdayをやってからもずっと彼の作った音楽を聴いています。 たぶんこれからも聴いていきます。
ライブバンドのライブに行ってないとかニワカと思われても私はそうは思っていません。
彼が作る音楽や声は私を動かしてくれたし、今も続いています。
それによって多くの人たちにかっこいい優しさと感動を与えてくれました。
『ロックが好き』というストレートな彼の感情が私の何かと共鳴しました。

私が仕事をしていていつも思っているのは、この製品は私が作っているのではないということ。
音楽が私を動かしている。
感動がものづくりをしている。
だから素晴らしい音楽や芸術的な表現が仕事をしているのだと思っています。
私なんて単純だから、そんなものです。
良い時代に良い表現に出会えて、贅沢な私です。
『ありがとう!おれもがんばる!』
『thank you』シンプルな言葉をもらうために。
天性のニート気質の私が、必要としてくれる誰かに応えたいと思って努力できているのは『愛情のおすそわけ』だと思っています。
いっぱいもらったから誰かにも分けたい。

まだ枯れないよ。
私生活も音楽も芸術も、愛に溢れているから。
まだ負けないよ。
世間が勝手なレッテルを貼ったとしても。
振り回される暇なんて無いのです。
端から見れば一見些細なことに、心から落ち込んでしまっている人がいたら伝えたい。
ネガティブコメントとか遠すぎて論外だから。
あなたのことなんて1mmも知らないガヤだからスルー。
自分を大切に。
あなたが主役の人生だから。
自身のマインドでも子供でも推しでもいいよ。
どんなに小さくてもいいから、大切なものを大切にできる環境をコツコツと創っていけますように。
畑を耕すみたいに、それってとても素敵なことだと思う。
クリエイティブが乱用される昨今。クリエイティブは本当は尊い。

そんな私に音を通じて肩を組んでくれるシンプルな芸術家、歌うたいチバユウスケという存在。
今回紹介するのは『baby you can』
キャッチーだから初めて聴くにはとても良い。

好きなフレーズ『happy birthday to youどっかの誰かさんに』と最後の方の『俺たちはまだ何もしてねーよ』
これをループする度に『お前ならできるよ!』と背中を押してくれる。
寡黙なチバさんのコメントで記憶に残っているやつ。
昔インタビューで『今回のアルバムはどの歌を一番推したい?』に対して『自分がこれまで作った歌はぜんぶ特別』っていう類の返事。うろ覚えだけど。

流行りなんて意識して作ったことないって?
正直すぎるバカモノ。
俺はあんたの声を1万回以上聞いてるよ。
出会ってから20年以上。
まさかのオッサンになるまで響いてくれてありがとう。

thank you rockers.


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