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【紅玄の日記】素人がJRA競馬にマジで触れる(予想編) 2024/06/30

こんにちは、紅玄です。

今回のこのシリーズは【準備編】【予想編(イマココ)】【結果編】3部構成となっております。

一応前回は競馬についての基礎知識について触れてますので、その記事はこちらから↓

↑基礎知識とかは大丈夫って人は飛ばしても問題ないですよ。




前回の最後で語った通り、今回始めてのJRA競馬の観戦という事で2024/6/30、福島競馬場で開催の『ラジオNIKKEI賞』を観戦します。

今回の【予想編】では、まずラジオNIKKEI賞がどんなレースなのか、そしてそれを元に遂に素人なりに予想をしてみるという回になります。

よろしくお願いします。やるぞ!









①ラジオNIKKEI賞ってどんなレースなんですか?


ではまずは、ラジオNIKKEI賞がどんなレースなのか確認しましょう。


レース概要

・福島競馬場(右回り) 芝 1800m
・グレード GⅢ
・ハンディキャップ有
・3歳馬限定

〜コースについて〜
福島競馬場は、他の競馬場に比べるとカーブが結構キツめで器用さが求められるコースのようです。1800mとなるとコースを1周と少し走るくらいです。

〜ハンディキャップ〜
馬は、騎手とその他の装備の重量(斤量)を背負うことになるが、背負う重量についてはレースごとに色々な条件があり、馬の実力に合わせて斤量が変わるルールはハンディキャップ競走という。

〜3歳馬限定〜
名前の通り、3歳である馬しか出場出来ないレースの事である。つまり、一生に1回の一発勝負ということ。

ちなみに、3歳馬限定でかつ、ハンディキャップがあるレースは実は現在、このレースのみとなっている。
意外とレアなレースかもしれない。

レースの概要はこんな所である。
概要を掴んだら、レースの過去のデータを振り返ってどういう馬が勝ってきたか、色々調べてみよう。


過去から見るこのレースの傾向

ネットや本で、このレースについて色々調べて、予想するための材料を揃えてみよう!

で、調べて見た結果を下記にまとめます。

①脚質は先行が有利!
基本的に前に出ている側が有利になりやすく、過去の勝率も先行馬が高い。次点で逃げが良いとされ、特に逃げは複勝圏内にはなんとか生き残る場合がある。反対に差しは少々不利であり、ゴール前の直線が短めで溜めた脚を出し切れない可能性もある。追込はそれを差しよりモロに受けやすい。

②内枠有利!外枠は大変!
基本的に内側3枠の勝率が高めで、外側は低めである。究極、三連複を内枠3つで買うのも十分にアリと見る。

③ハンデは重すぎても軽すぎてもダメっぽい?
斤量が52kg以下(ハンデが軽め)の馬はここ暫くは馬券に絡んでいない。逆に斤量が56kg以上(ハンデが重め)の馬も、ハンデをものともせず勝利する馬は少なからずいるが、基本的に馬券に絡み辛い傾向。

④前走から間が開きすぎると身体が鈍るのか?
前走から間が結構空いた馬は、勝率が低い傾向にあるようだ。特に中8週以上過ぎた馬はここしばらくで、なんとか連対・複勝に食いこんだ馬は少なからずいるものの、勝利した馬はいない。程よく身体が動いてる方がいいのだろう。とはいえ、前走が好調(1着取ってる馬は特に)な馬は、その調子が続いてこのレースでも勝っちゃうみたいなパターンもある。

⑤女の子はちょいと辛いね…
牝馬は、ここ20年以上、このレースで勝利した記録がなく、またここ10年では、複勝に1回だけ絡んだくらいで、馬券に全然絡んでは来ていない。このレースも、開催時期が梅雨時期であるために、馬場が少々渋りがちで、パワーや底力がある馬が勝ちやすいんだとか。故に女の子でこのレースに勝てたらとても凄いことなんじゃないかな。

色々調べてみた結果、このような傾向がある事がわかった。私は、今回のレースだけを見てるだけだが、競馬のプロは毎回色んなレースで情報収集してるの凄いな〜って思ったよ。





②最重要!出走馬を確認しよう!


(2024/6/29 夕方時点での情報です)

今回出走する馬とその馬番は下記の通りのようです!

1枠(白)  1番 シリウスコルト
2枠(黒)  2番 メイショウヨゾラ
3枠(赤)  3番 セットアップ
4枠(青)  4番 ヤマニンアドホック
5枠(黄)  5番 オフトレイル
5枠(黄)  6番 ウインマクシマム
6枠(緑)  7番 アレグロブリランテ
6枠(緑)  8番 サトノシュトラーセ
7枠(橙)  9番 ログラール
7枠(橙)10番 ミナデオロ
8枠(桃)11番 ジュンゴールド
8枠(桃)12番 ショーマンフリート

ではさっそく1頭ずつ見ていきましょうか!


1番 シリウスコルト


今回、勝率が高い1枠1番の内枠での出場となった。前走の皐月賞は残念ではあったが、今回のラジオNIKKEI賞では十分に勝ちは見えていると考えられる。

脚質は『差し』であるが、実はディープ記念を逃げで走り、9番人気ながら3着に入ってるので、ハナを取りに行っても戦える力があるはずだ。

ディープ記念の逃げを見ると2000mという距離に対して終盤がかなりキツかったように見える。今回は1800mなので、逃げでも持ち堪えられる距離のハズ。

今回、先行勢が非常に多い中で、内枠で差し脚質で行くのは、素人目からみると、囲まれて終盤の突破が非常に辛くなると見える。なので今回は逃げを走る可能性があると思う。

内枠からハナを取りに行く事が出来れば勝利する事が出来るはずだ。ただし、ハンデ斤量が56kgと少し重めなのが響く可能性もある。


2番 メイショウヨゾラ


今回の出場馬の紅一点。2枠2番の有利な内枠での出場だ。前走は2番人気で、掲示板には入ったものの、馬券には絡んではいない。

ラジオNIKKEI杯では不利となる牝馬であるが、有利な脚質である事と、有利である内枠での出場で地の利を活かして欲しいと思う。

牝馬の勝利歴はここ20年以上記録がなく、それこそ令和になってからも、現在の【ラジオNIKKEI賞】になってからも勝利はありません。

過去のデータ上、不利な要素が多い中で、有利な脚質・内枠であるのは、チャンスである。

色々な快挙のためにも、勝って欲しいなぁ〜って気持ちが大きい、頑張って!


3番 セットアップ


3枠3番で出場するセットアップは、今回1番重い斤量58kgのハンデを付けられている。前走のサウジダービーはあまり調子は良くなったようだ。

サウジダービーから中17週も空いている点も、過去のレースの傾向上あまり良くはない。

しかし、逃げで走る点と内枠で出走する点は他に比べて有利であり、また今回と距離が同じである札幌2歳S(GⅢ)で1着に入っている実力者でもある。

また、出場した札幌2歳Sは稍重の馬場であり、ラジオNIKKEI賞当日は梅雨時期でもあり、良馬場でない可能性も考えると、勝てる可能性はある方だと思う。

先行勢に飲み込まれずにハナが取れるかどうか…


4番 ヤマニンアドホック


現在連対率100パーセントと調子が良い馬である。前走の山藤賞も4番人気ながら1着で入っている。

脚質は差しとのことだが、前回の山藤賞では最初からずっとハナを取り続けてゴールであった。

ここで気がついたのだが、事前の脚質がどうあれ、実際のレースでその通りにいくとも限らないんだな。

今回は4枠4番と結構いい位置であると考える。この調子でこのレースも勝利してしまうのだろうか?


5番 オフトレイル

今回のレースの外国勢である馬。イギリス出身だそう。

ここまでのレースは連対率が比較的高めであり、前走の白百合Sも2着で入っている。

脚質は先行。今回は5枠5番での出場である。実は今回、このレースで有利とされる先行馬で1番内枠なのはこのオフトレイルである。(ネットケイバより)

今回のラジオNIKKEIは先行馬だらけと言われているが、その先行勢はこのオフトレイルを境に不利とされる外枠に位置している。

どうなっちゃうんだ。


6番 ウインマクシマム


今回のレースでは、おそらく本命に近い強さであろうウインマクシマム。父は逃げが得意なキタサンブラックである。

前走の青葉賞では、最後の最後で後方から差し切られてしまったものの、5着に入り、見事な逃げであった。

後述のサトノシュトラーセは同じく青葉賞で4着に入っており、実力は拮抗しているようにみえる。だが、サトノシュトラーセは今回不利とされる外枠側となったため、ウインマクシマムの方が有利と考えられる。

先行馬が外側に集中しているため、出だしが特に肝心だ。ハナを取りにいけるだろうか?ただ、かなり高い確率で連対すると見ていい気がする。


7番 アレグロブリランテ


アレグロブリランテは前走の皐月賞では残念な結果とはなっている。だが、その前のフジテレビスプリングS(GⅡ)では9番人気ながら2着に入ってる。これは見逃せない実力だ。

また、新馬戦はこの福島競馬場で行っており、距離も今回と同じく1800mで、1着で勝利している。1度走っているというのはなかなかのアドバンテージだろう。

フジテレビスプリングSの走りを見ると、1度3着まで落ちたところから巻き返して2着に入っており、なかなか根性もみえる。連対が見えそうだ。


8番 サトノシュトラーセ


サトノといえば、あのサトノですね。セガのゲームは宇宙一。

前走の青葉賞では、上記のウインマクシマムを抜いて4着に入っており、なかなかの実力があると見える。

が、今回は6枠8番での出場となり、外側となっているため、条件的には少々不利と見える。おそらく力量としては全然戦えるが、なんとか連対できるかできないか、といった予想が立てられる。


9番 ログラール


ログラールは前々走で、アレグロブリランテと同じく、フジテレビスプリングSを走っているが結果は8着となっている。

しかし、アレグロブリランテと違う点として、その後に3歳1勝クラスを走っており、1着で勝利している。そのため、調子が悪いわけでは無さそうだ。

ただし、今回は不利とされる外枠9番での出走。連対は厳しいんじゃないかと考えられる。


10番 ミナデオロ


ミナデオロは未勝利が続いていたが、5月に遂に初勝利、そしてそのまま白百合Sも1着で勝利しており、高い調子の状態で今回は来ている。

素人目から見るとなかなかハードなペースでレースを走ってる感じはします。

白百合Sでは同じく出走しているオフトレイルが2着となっている。だが今回は、内枠側にオフトレイルが入っているため、実力が拮抗しているとなると、不利であろう。

ハンデも今回重めの57kgであることから、連対は厳しいと見る。だが、この調子の良さで番狂わせに来るのも面白い。


11番 ジュンゴールド


ジュンゴールドは前走はフジテレビスプリングSを走っており、結果は10着となっている。前述のアレグロブリランテよりも人気の3番人気で推されていたようだ。

前々走の京成杯でも、1番人気でありながら12着と、今年は調子の悪い印象がある。

加えて今回は外枠、かなり厳しそうと見える。


12番 ショーマンフリート


ショーマンフリートは今年に入り、GⅢレースに2つ挑み、いずれも着外となっている。ただ、調子がどんどん上がってきたようで、ヤマニンアドホックと同じく山藤賞を走り2着、さらにその後3歳1勝クラスでも勝利しているので、勢いには乗っているとみていい。

ただし、今回はかなり不利である大外の12番となった。内枠にいるヤマニンアドホックの方が有利と見るとかなり厳しいか?


…と、素人目に今回の出場馬を評価してみた。ラジオNIKKEI賞は、過去のデータをみても結構波乱が起きやすく、特に4〜9番人気あたりの連対率も悪くないのだ。

今回の出場馬を見るに思ったのは、マジでどうなるか読めないな、という印象です。






③素人が考える今回のレースの予想


さ、データを色々集めたところで遂に予想の時間でございます。素人意見や考えも多いと思うので、アテにはしないでね!!!!

で、私自身が考えた予想や考えをここで色々上げて、それらを元にどう馬券を買うか考えていきましょう。


〜多分9番より外枠は厳しそう〜

過去のデータに乗っ取って、今回も9番より外側の馬は馬券になる可能性が低いと思われる。

その理由として、前走前々走で、内枠側にいる馬との対戦履歴があり、その馬と実力が拮抗、もしくは順位として少し下側である馬が多い。また、単純に調子が悪そうな馬もおり、外枠不利のデバフがかなり効くと考えられる。

なので、まずは9番より外側の馬は候補から外すべきと考える。


〜内枠は今回入ってくるだろうか?〜

過去10年で、ほとんど3着以内に1〜3番の馬が絡んでいるのだが、実は2023年、つまり昨年は1〜3番の内枠の馬が絡んでいない例外であった。

で、今年はというと、1番のシリウスコルトはハンデが少し重め、2番のメイショウヨゾラは牝馬・ハンデ最軽量、3番のセットアップは今回1番重いハンデを貰っている。これは、レースの傾向上は不利と見られる。

そう考えると、内枠(特にメイショウヨゾラとセットアップ)が地の利を生かしたパターンと、実力で4〜8番の馬たちが勝ち上がるパターンに分けられる。

加えて、先程は外すといった9番より外側であるが、12番のショーマンフリートが、勝利はせずとも連対に絡んでくる可能性もありうる。


〜筆者が注目したい馬〜

・4番 ヤマニンアドホック
連対率100%の、今とっても調子が良い馬と見ている。ただし、重賞は今回が初挑戦であり、4番より内側の馬で拮抗しそうなのはシリウスコルト。4番は決して悪い位置ではないので、地の利を生かし、高まってる調子でレースを制してくる可能性はある。軸候補だ。

・5番 オフトレイル
先行馬で1番内枠にいることがそこそこ有利であると考えられる。高めの連対率だが、重賞での馬券絡みはまだない。今回は是非連対して欲しいところ。

・7番 アレグロブリランテ
1度福島競馬場で勝利している、フジテレビスプリングSで2着という実力は評価すべきだ。ただ、内枠有利の条件を覆す事が出来るだろうか?連対候補だ。

・2番 メイショウヨゾラ、3番 セットアップ
今回のレースでは人気の薄い馬達ではあるが、有利である内枠に配置された逃げ馬の御二方である。正直、過去のデータ上、内枠の勝率はかなり高いので、この地の利を生かした波乱を生み出してくれるなら最高だ。もし、今回のレースですごい万馬券が生まれるなら、この2頭がカギとなる。見逃せない。

・1番 シリウスコルト
差し馬ではあるものの、ディープ記念では逃げで連対したために、今回は逃げで仕掛けて来るであろうと考えられる。もしも、ハナを取る事が出来たのなら、勝率はかなり高い。軸候補だ。





④実際に買う馬券を考えよう!(今回はどんな馬券を買うかは秘密♡)

さて、今回のために資金は潤沢に準備したので、色々な可能性を考えて馬券を買いたいですね!

と、言いたいところですが…

実際に買った馬券は結果が分かるまでは秘密とします…!!

結果編を楽しみにしていて下さい!

少なくとも、今までの調べたデータを参考に買っております!




⑤当日レースを迎えるにあたり

という訳で、素人なりに色々と過去のデータから調べあげて、馬についても1頭1頭確認し、自分なりの根拠を立ち上げて予想した。

今回の予想は、もちろん確定では無いが、自分でしっかり考えて立ち上げた予想として自負を持っている。

なので、今回ボロボロのカスッカスに外れても大丈夫だ、収支がマイナスでも大丈夫だ、競馬というものを全力で挑んでみたという体験が今回の目的だ。

(流石に払い戻し0だったら大泣きするかもだけど)

お金を余分に銀行から下ろしておいて、しっかり準備したいと思う。

さあ、馬券買うぞ!

では、次回結果編でお会いしましょう!

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