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クリエイターが疲れてやる気をなくしてる時に読んだら元気が出る本。

やあ高河です。みんな元気?
わたしは花粉さえなければ元気だけど、毎年のことながら3月あたりは重度の花粉症に苦しんでおります。
(あ、アドバイスはいりません。打てる手は現状打っておりますので
親切な人は無限に湧くから先に言っとく。)
それはさておき。
元気もやる気も出ないとき、自分のスキルの低さに絶望するとき、クリエイターとしての資質に疑問を持つとき、ありますよね。
え?自分の作品、いいと思ってるの自分だけ?
全然評価されないし、考えてみれば上手い人いっぱいいるもんね?
自分いらない子では…?
しかし、それが自然の浮き沈みとはいえ、凹んだ自分は自分で手当てしなくてはなりません。
そんなとき役に立つ本を紹介したい。
はい!スティーヴン・キングの「書くことについて ~ON WRITING~」。

スティーヴン・キングと言えば、泣く子も黙る大ベストセラー作家。
わたしも大好きな小説家です。

「書くことについて ~ON WRITING~」は、小説ではなく、まさに「書くこと」をテーマにした自伝的エッセイです。
まあこれ面白い本なんですよ!
前半は「履歴書」として、ツタウルシでお尻を拭いて腫れあがった幼少のエピソードから、大先生になるまでの青春の日々が綴られています。
若くして結婚し夫婦で一生懸命働いても貧乏で、ひたすら小説家になりたくて、苦しんだり喜んだりするスティーヴン青年が、本人の手で生き生きと
書かれています。
デビュー作となった「キャリー」が刊行されるときのくだりなんか、ほんとここまで頑張ったよねえと守護天使目線で見てしまいます。
つまりなんで元気が出るかといいますと。
凹まないやつなんかいねえ。
天才だって泣き泣き努力している。
続けるしかないんだ、ほそぼそだって。
泣け。そして笑え。
って気持ちになれるからです。
お勧め。
キングが小説家なので、クリエイターは、という書き方をしたけど、別に元気だすのに職業とかシチュエーションとか関係ないと思う。
馴染みそうなら誰にでも読んで欲しいです。

学生時代のキングが、初めてバイトで書いたスポーツニュースの記事が載っています。編集長に添削されたところ。
これがもう、キングって昔からキングなんだ!ていうキング節で、文章がくどい、しつこい、書きすぎ 笑
修飾や説明のひけらかし部分を全部赤ペンいれられてて、面白かったです。
そしてそれを後年自著に載せてくるユーモア。自信。
いやーキングっていいですね!好き。


そして、実はもうひとつ、大好きな元気出るシリーズがあるんだけど
いまこれ大変なことになってるから、落ち着いたら紹介したいです。
ヌ―ーーーーーーン。

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