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コンプレックス

どんな人にも
1つくらいは
コンプレックスって
ありますよね?^^;

私の場合は
「手」がコンプレックスでした

小さな頃から
冬になると
酷いしもやけがあり
指は紫色に変わり
皮がぐちゃぐちゃにめくれ
いつも包帯ぐるぐる巻き

小学生の頃は
ずっと冬が大嫌いでした

包帯が取れた手は
指が赤くて
パンパンに太くて
どの手の時が
本来の大きさなんだろう?と
考えてしまうほどでした

クラスメートからも
「有華ちゃんの指はソーセージみたいに太い」
「大きな手」etc.

今思えば
単なる「感想」程度の言葉も
それを気にする私には
「傷つく言葉」であり
「言われたくない言葉」

手を見られたくないから
自然と手を隠すようになっていました

高校生の頃
オシャレをしたくて
友達と雑貨屋さんで見つけた
可愛い指輪も
友達の細い指には似合ってて
私の大きな手には
似合わない
サイズも測りたくない
だって
見るからに太いんだもん

20代始めの頃
身体のサイズは
SSで
太りたくても
太れないくらい
ガリガリだった私

ふとした拍子に見せた指

「有華ちゃんって、身体と指のバランスが違うね😅」
「指だけ見たら、めちゃ太ってる人みたいなのに」

言われ慣れしたせいか?
深く傷つくことは無くなったけど

指の美容整形があるのなら
絶対に手術して
綺麗にしたい!と
その頃は
真剣に思っていました

社会人になって
数年目

本職で働く傍ら
手話通訳の勉強を始め
休日は
手話通訳のために
活動をしていたとき
手話通訳仲間との
飲み会で
指の話しになりました

「有華ちゃんの手、身体の割に大きいよね」

私は思わず
小学生の頃の嫌な経験を思い出し
直ぐに両手を隠し

「そうなんだよね、、。だから、凄くこの指が嫌いなんよ🥲」って
言いました

すると
先輩の通訳士さんが

「なんで?私は有華さんの指は好きよ。女の子らしいふっくらしてて。
それに、手話通訳士として舞台から通訳をした時に、ハッキリとわかりやすいじゃない🥰」

今まで、私の大きな手は
傷付くためのコンプレックスにしかならなくて、
ずっと隠してばかりいたんだけど

その時
その人の言葉で初めて
コンプレックスが
良いモノに変わったんだよね

今でも
たまに指の太さが
嫌だなーって思って
袖の長い服を着る時は
手の甲の半分まで
隠す事はあるけど
別にそれはそれで良いのだと思います

誰かの言葉で
コンプレックスは
自分の最高の武器に変わります

自分が思うほど
他人は
そこまで気にしてない事にも
気づきました

100%気にしないなんて
未だに出来ないけど

その代わり
どうすればカバー出来るか?を
自分なりに色々工夫して
楽しめるようになりました

気にするななんて
言われても
それを気にするのは
悪いことじゃないし
むしろ
工夫して良い感じになるなら
気にして良いのだと
思うようにもなりました

コンプレックスって
持ってる方が
プラスにする方法を考えられますよね
(`•∀•´)✧



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