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【振り返り】松浜エリアリノベーションカレッジシーズン1by コウダイ目線

2023年には、新潟市北区松浜エリアの遊休不動産をテーマとした「松浜エリアリノベーションカレッジ」プロジェクトの総合プロデュース・運営に携わった。シーズン1が終了したプロジェクトを振り返りながら、2024年5月から始動するシーズン2の意気込みを伺った。(執筆 小野寺 美咲

松浜エリアリノベーションカレッジの目的

2023年、3つのステップで実施された本プロジェクトの目的は大きく2つ。

空き家や空き店舗の増加が課題である松浜エリアの現状をチャンスと捉え、
①松浜に新規コンテンツや事業を生み出せる人材を発掘・育成する
②行政に頼らず民間の力で、持続可能性の高い事業を生み出す

3ステップからなるシーズン1が終了した

参加メンバーを募り、本プロジェクトにおいて重要な考え方をインプットできる事前講演会を7/28、9/15に開催。11/25、26の2日間で、エリアリノベーションについて学び、実際に事業を考える短期集中実戦型カレッジを行った。交流、インプット、最終日の公開プレゼンというハードなスケジュールでも、両日ともに40〜50名の方が集まり、松浜について真剣に学び、考え、意見交換を行った
メンバーや2日間の様子が写真とともにご覧いただける公式noteはこちら。

また、3ユニットに分かれて行ったプレゼンの様子をYouTubeにて公開中。

松浜と自分が変わる2日間に!


紘大さん(以下敬称略) 松浜エリアリノベーションカレッジは『空き家活用スクール』でも『創業支援ごっこワークショップ』でもありません。「一緒にリスクをとれる覚悟があるか?」を参加メンバーに問い、運営である私たちも真剣に考えてきました。

松浜エリアで、覚悟のある若者を育成したい。具体的には、汗をかいて、知恵を絞って、身銭を切れる人材を育てたい。そう考えているからこそ、講義を聞いて終わりにならない実践型のカリキュラムを組み、新潟で最前線でまちづくりと向き合う講師陣を集めた。
覚悟のない数百人を集客して、変革に繋がらないワークショップを開いたところで意味がない。熱意のある人材に参加してもらい、ひとりひとりが立ち上がることの意義を、主催者として伝え続けた。

86-Projects(株)代表取締役の春川さん。
講義:Visionからソウゾウする事業計画
Inquiry合同会社 代表社員CEOの山本さん。
講義:ローカル×企業の思考法とプロジェクトの作り方

また、本来は本プロジェクトのようなスクールを形にするには、コンサル会社への委託や、庁内勉強会などでノウハウを学ぶところから始める必要がある。しかし今回、新潟家守舎でその役割を担ったことで、スピーディーに実施〜シーズン1終了まで進行できた。紘大さんはこれまでに同様の企画を運営した経験を持つ。

紘大 私自身、松浜は年に1度は建築に携わっていて、思い入れの強いエリアです。本プロジェクトでは利益を追求せず、ノウハウや人脈を惜しみなく投資しました。リスクをとって動ける若者を応援するには、まず自分自身の姿勢も大切だと思ったんです。結果として、松浜エリアを担う気概のある人材が集まり、楽しみながらも成長できたシーズン1となりました。

シーズン2は5月から始動

3/3の新潟日報に取り上げられた

本プロジェクトは、すでにシーズン2の実施が決定し、2024年も3ステップで進行していく。事前講演会は5月、本番のカレッジは7/6、7/7を予定している。

紘大 シーズン1で、松浜エリアに新しく、面白い「点」を打つことができたと思っています。のちにこれが「線」になります。面白い「線」が広がっていく未来のために、シーズン2も全力で取り組みます!

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松浜リノベーションカレッジ

https://twitter.com/matsuhama_r

■実行委員会構成団体
松浜地区コミュニティ協議会・(協)北新潟商工振興会・北新潟商工振興会青年部・松浜本町商店街・新潟市北区役所
■主催者 松浜エリアリノベーション実行委員会
■運営 (株)まちづくりにいがた北
■総合プロデュース (株)新潟家守舎



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