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2023年教育実践成果と課題 #43 

2023年の【生産性資産】(一般教養・専門教養・仕事効率化スキル・信頼度)目標として、
⑨理科:ロイロ・Googleワークスペース・kahoot等ICT活用による学び
⑩研究:指導と評価の一体化。OPPA。校内研究。教育部会。動画12本。
⑪分掌:学級通信100本、行事主任
⑫働き方:デジ楽採点などICTツールによる業務削減
⑬働き方:定時で帰る。残業198hr(月の実質残業9hr)以内
を心掛けてきた。その実践の振り返り。成果と課題。


⑨理科:ロイロ・ICT活用による学び

I.教育課程

新しい学年に飛び込みということで、
4,5月でスタイルの定着。あとは単元ごとにサイクルを回す感じ。
生徒がインプットアウトプットしやすく、かつこちらが評価しやすい形に。ロイロノートが本当に便利。
単元ごとにゴールとなる問を示し、探求していく。最後の単元の問いに挑戦する教育課程。そこにたどり着くためには深い理解する学習内容が必要。だからこその実験で仮説→方法→結果考察→振り返りのサイクルをこなす。

II.学習評価

ロイロノート・OPPA・学習評価を中心とした今日実践を行ってきた。

評価をするうえで、ペーパーテストの他に、
知識技能の観点で、パフォーマンステスト、
思考判断の観点で、思考テストを実施。
新学習指導要領の自分の授業スタイルがだいぶ定まってきた。
全国的に、明確な基準がなく、個人の感覚で任さられている主体の観点。
先日、専門の先生とお話をしたところ、知識思考と紐づいているため
知識A思考Aなら主体はA。
知識B思考Bなら主体はB。ぐらいの感覚でよいそうだ。
主体そのものを何かの資料で評価しようとするからおかしな話となる。

III.実験観察

学習指導要領にある、「〇〇する実験を行い,△△を実験から見いださせ,◇◇できることを理解させる。」の内容を実験。思い付きの特別なことはしない。守破離を守る。

⑩研究:指導と評価の一体化。OPPA。校内研究。教育部会。動画12本。

研究主任2年目。ようやく校内研のスタイルの筋道がわかってきた。
・全体会は①4月(テーマ設定)、②8月(途中経過共有)、12月(まとめ)
・教科アンケートは5~7月(前)と11月~12月(後)
・研究授業期間は6月前後、10月前後
教科会でゴールと現状、原因、解決策を考えさせる。
やらされる研究、研究のための研究、負担になる研究 ではない校内研究を目指した。
いつでも授業見学OK。授業研究4本。人よりも多くやったつもり。

⑪分掌:学級通信100本、行事主任

①担任

 こちとら6年間やってきたことなので、例年通りすでに突破済み。
担任は楽しい。アウトプット前提で取り組むので生徒の頑張りを意識的にとらえるようになる。割と意思疎通がとれているのではないだろうか。
三者面談で、「いつも細かい学校の様子をお手紙で伝えていただきありがとうございます」といわれると嬉しい。

②行事主任

ゴールからの見通しの持った行事計画。コロナ明けの完全復活を果たした。割とやり切った感。新たな状況で反省点も多めだったが及第点。

⑫働き方:デジ楽採点などICTツールによる業務削減

 これもこの2年で実現できた。いまや、半数近くがデジ楽に移行したと思われる。後は経験を積んだ先生が勝手に広げてくれている状態。それでも困ったら声かけられる感じ。先生たちの作業時間100時間以上は作り出すことができた。
という実績もあり、校内研にも協力してくれた。狙い通り。

⑬働き方:定時で帰る。残業198hr(月の実質残業9hr)以内

12月の最終日が出張で記録しそびれているのだが、おそらく12月は13時間程度。つまり、年間の残業時間は約193hr。月で割ると16hr。
実際は、朝勤務開始時間30分前の時間がカウントされているので8hrくらい。給特法(俸給月額の4%相当の「教職調整額」)分のみの働きで済んでいる。大幅に働き方を改善することができた。

中堅、割と満足。

2023年はわりと現在の実力が理想に追い付いてきた感じ。定時退勤をしつつかなりの成果を上げることができたのではないかと自画自賛。
これもすべて朝活で自分を変えると誓った数年前からの積み重ねにあるような気がする。(教員経験が積まれ慣れてきたことも要因の一つ?)
だからこそ、現状の学年や周りにモヤモヤする。影響の輪を広げるときが来たのかもしれない。

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