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9月からの単元計画#22


ここまでの反省から9月以降の単元計画を立てる

子供が自ら学習課題を発見し、自力で、仲間とともに、学習を調整しながら課題を解決していける学びが必要。
教師が子供に求めているのは資質能力を発揮できる人間を育成すること。
→ここまでの単元計画はまさに教師目線、内容セクトになっていた。
課題解決学習のようなものを取り入れていく必要がある。
教師目線ではなく、生徒目線の単元計画を立てていく。

①単元計画

3年中学理科 物理分野「ウ:力学的エネルギー」単元 基本は大日本図書の教科書の流れ。

4章

  1. 仕事 ウ単元学習前「地下鉄の不思議について仮説を立てよう」
    子供の目線:仕事って?何で決まる?道具があると?仕事率と何が違う?

  2. 仕事の原理

  3. 仕事率

  4. 位置エネルギー
    子供の目線:エネルギーって?位置・運動エネルギーの大きさの関係性?

  5. 運動エネルギー

  6. 力学的エネルギー

  7. エネルギーの変換
    子供の目線:ジェットコースターの力学的エネルギーはなぜ減る?

  8. エネルギー保存

  9. 熱エネルギーと利用 ウ単元学習後
    子供の目線:エネルギーがなんで熱になるんだろう?熱ってそもそも何?

②単元目標と評価

1.知識技能 
仕事とエネルギーに関する現象について日常生活や社会と関連づけながら理解するとともに、観察実験などに関する技能を身につけること。
→テストの正誤達成度で評価。
 ここでは技能パフォーマンス評価がない??課題探求で仮説や検証を計画させる?

→ロイロ実験レポートの『方法・結果』でスタンダード評価で形成的に評価。
 位置エネルギーと運動エネルギーの関係性をまとめさせることで見とる。
2.思考判断表現

見通しを持って観察実験を行い、その結果を分析して解釈し、エネルギーについてのの規則性や関係性を見出し表現するとともに、探究の過程を振り返る。
→ロイロ実験レポートの『考察・結論』でスタンダード評価で形成的に評価。
→思考パフォーマンステストの『記述内容』でスタンダード評価で総括的評価。
→テストの正誤達成度で評価。
3.主体的に学習に取り組む態度
事物現象に進んで関わり、科学的に探究しようとする態度を養うとともに、自然を総合的に見ることができるようにする。
→OPPの『振り返り』でフィードバックをし形成的に評価。
→単元を通したすべての資料の『全体の様子』でスタンダード評価で総括的評価。

理科の見方考え方を働かせてこれらの資質能力を養い答えのない課題を解決していけるように

NHK for school は偉大

自分で思いつく拙い課題よりも魅力的でわかりやすく深い課題となっている。
使わせて貰わない手はない。
教科会や研究部会でも今回の単元と評価の計画について協議しブラッシュアップする予定していこうと思う。


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