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「国民の民度のレベルが違うから!」

日本の新型コロナウイルスによる死者の数が諸外国と比べて低いことを
数年前に国会で、当時財務大臣だった麻生太郎先生が発言された一説がこれである。

確かに、日本人の生真面目な性格でルールを守るということは、私も素晴らしいことだと思っている。

というのが前提で、、、

先ほど、店舗のインスタで、海外のバンド”BONJOVI”のことをあげさせていただきました。
その流れで、近年の”BONJOVI”の中でもSNSで拡散されて一躍有名になった事件を覚えている人はいますでしょうか?

米国の地下鉄の列車内で、おじさんがイヤホンで曲を聴きながら、大声で歌っているというシーンがそれだ。

その曲こそが、”BONJOVI”の中でも一番人気を争うくらいの名曲
Livin' On A Prayer”である。

この通称”ボンジョビおじさん”が雨の日も風の日も、列車の中でこの曲を熱唱していたので、列車内の乗客達も奇人変人の目で見ていた。

ところが、その”ボンジョビおじさん”の”BONJOVI”愛に、ある日奇跡が起こった。

その車両の乗客たち、ほぼ全員が笑顔でサビで大合唱をしたのである。

なんとも微笑ましい光景である。

昨今の日本では、”ジョーカーの恰好で灯油に火をつける変人”や”刃物を所持して振り回している男”などをはじめとして、挙げれば枚挙が無いほどに、列車内での危険性が騒がれている中、

これと同じく、”ボンジョビおじさん”が大声で歌い出したらどうだろう?”わかりやすい例で、これを”B'z””ウルトラソウル”を大声で歌う怪しい日本時のおじさんだったとしたらどうであろう?

私だったら、何を起こすか分からないので、少なくとも列車内の違う車両には移動することは、言うまでもない。降りれるものならば、列車から降りたいものである。

毎日この方と遭遇して何も危害を加えないと分かったからと言って、間違っても、同じ車両の乗客が『♬そして羽ばたくウルトラソウル♬』のあとに『ハイ!』と絶叫はしないであろう、いや絶対しない。

これが民度の違いなのか?
いや”度”ではなく、”環境”?なのか?

ライブ自体のノリも日本と米国では違っていて、映像を見るたびに羨ましく思うことも多々ある。

色々と考えさせてくれる一件である。

追伸。
その後、この”ボンジョビおじさん”が各地に出没しては、口ずさめば皆が合唱する、もはや英雄扱いなのである。



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