【今!聴いておきたい名盤⑭:鈴木あみ"SA"】
数日前のテレ東音楽祭2022冬にて、”鈴木あみ”さんと”後藤真希”さんがコラボして楽曲を披露していたのを見て、昔を知る者からしたら驚きを隠せませんでした。
というのも、オーディション番組『ASAYAN』になる前の『浅草橋ヤング洋品店』時代からの愛聴者からすると、”周兄弟”と”金萬福”との中華バトル、いや石井院長のキャデラック対決に匹敵するくらい、バチバチの番組の煽り方だったんですよね。
コムロギャルソンという、オーディションからの、鈴木あみ
VS
つんくモ娘。オーディションからの、後藤真希
みたいな図式で、CDの発売日には、果たして何位なのか?みたいな煽りが番組的にはいったりして、切磋琢磨したライバル的な関係に見えたものです。
事務所も違った2人が、時期を同じにして200年代?AVEXに移籍していて、何回かは接点があったようですが、今回のTV出演だけでなく、この年末クリスマスイベントをする仲になるのは、感慨深かったものです。
で、鈴木あみさんの当時の人気は凄いものがあり、基本的に小室プロデュースのファンのメインは、女性がターゲットだったのに対して、男性ファンが大半だったのが衝撃的です。
安室奈美恵さんみたいなアーティスト路線ではなく、いわゆる王道アイドル路線ですね。
SONYからデビューしたのですが、今の世代が分かるように説明すると、”NIZIU”のデビュー前からの流れを想像してもらえると分かりやすいかと思います。
デビューから活動停止する前までに、3枚アルバムを出していますが、後半2枚はポップさよりも、ヒップホップ要素が強いアルバムに枚数を重ねるごとに、移行していっています。
"DRIVE ME CRAZY"って曲なんかは、滅茶苦茶カッコよいのですが、初心者受けはしないので、ファーストアルバムである”SA”をご紹介しようと思います。
当時はどのアーティストもシングルを多くきってから、アルバムを発売する流れが主流だった中で、5枚+両A面シングルだから、6枚は最多クラスなんじゃないでしょうか?
(ちなみにglobeのファーストは5枚で当時は驚いたものです!)
デビュー曲である”love the island”は、なんかバラードでもなんでもない曲なんですが、涙が出ることもある名曲です。もっと評価されても良いと思いますね。
オススメは”Don't leave me behind”ですね。必聴です。
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