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【今!聴いておきたい名盤⑯:ROSSO"BIRD"】

先日見に行った"THE BIRTDAY"のライブの余韻がまだある状態の中、ふとこのアルバムのことが頭によぎり、調べてみれば、今年で発売20周年だったんですよ。

意外に知られていないので、簡単に結成の流れに、時は遡り2002年、”thee michell gun elephant"が、アルバム”ロデオタンデムビートスペクター”を引っ提げたツアーの後、バンド初となる活動休止期間が僅かあるのですが、その際に、”チバユウスケ”さんが解散した”ブランキージェットシティー”のベーシストである”照井”さんとが中心になって結成したのがこのバンド”ROSSO”なんです。

”ブランキー”同様に、”ROSSO”結成初期は、3ピースバンドでした。(※その後は従来の4人体制)3ピースということは、ギターは”チバ”さんだけなのであって、”ミッシェル”の時もギターを弾かれていましたが、”アベ”さんのギターが大きすぎてかき消されていたので、ほとんど”チバ”さんのギターテクが分らなかったのですが、いざ聴いてみると滅茶苦茶上手い!これには感動しました。

4人体制になった後は、やはりギターが、もう一本入ることによって、音のバランスが変わっちゃったので、それはそれで良いのですが”ROSSO”といったらこの初期の3ピースが好きなんですよね。

アルバム”BIRD”は、シングルも1枚も出さずに、アルバムをいきなり「ドン!」で出せれたのですが、当時としては珍しかったのでは、ないでしょうか?昨今EPなどでは普通ですが、フルアルバムですからね、驚きでした。

PVは1曲作られたのですが、この曲が後にも先にも、超名曲で、日本のロック詩史に残るべき1曲で”シャロン”というタイトルです。

”シャロン”という曲は、”ミッシェル”だと中期はゴリゴリの曲が多く、メロディアスでキャッチーなロック曲が無かったので、物凄い衝撃でした。このまま”ミッシェル”だけで突っ走っていたら、決して発表されることも無かったので、休止➡ソロは、初めは『何で?』という気持ちが大きかったのですが、この曲を聴けてプラスだったと思いなおしました。

後に、”ミッシェル”にもこのメロディアスでキャッチーな部分は、逆輸入されて”PINK”という曲でも、如実にわかります。

”BIRD”の他のオススメ曲は、前半と後半のギアチェンジ感がカッコイイ”星のメロディー”です。

必聴です!!


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