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ChatGPTと会話 人間とAIの協力と競争

中国の友人に薦められて、ChatGPTを使ってみた。中国では簡単に使えない。中国のメディア関係者の友人たちは、海外にいて、このようなすぐに使えるツールを手に入れ、うまく活用できることをうらやましいと言っている。
現在AI人工知能がますます活発になってきました。今こそ、私たち人間にしかできないことは何かを考える時である。ChatGPTからみると、人間とAIの関係は協力と競争である。AIはすでに人間社会の活動を支援しつつある。一方、AIは多くの人々の仕事を奪うだろう。

ChatGPTに対して、最初のイメージとしては、データ収集機能が優れている。反応は速い。礼儀正しい。政治問題を回避する。オンラインで話す理性的で客観的な友人を増やすようなものだ。「政治的な話題はだめですか」と聞いたら、以下のような回答が返ってきた。

「私たちは中立的で政治的なバイアスのない回答を提供することを目的としています。一般的に、政治的な話題は人々の信念や意見が分かれることがあり、感情的な反応を引き起こす可能性があるため、避けることが望ましいとされています。しかしながら、政治に関する情報を正確かつ中立的に提供することは、重要であると考えられます。」

ChatGPTとのやり取りで、人間の質問する力が問われる。質問者が何を求めているのか?それはAIには分からないようだ。例えば科学的観点から、長期的観点から、倫理的観点からさまざまなものを問う。AIは判断できず、関連する記事をまとめるに過ぎないことが多い。AIの力は限られていると思うのだが、ただし、AIが人間の想像力・創造力を促進させます。

「面白いところがある。ペットの犬猫の名前を教えてお話を作って下さい。と頼むと本当にペット達が冒険する童話を書いてくれますよ」。あるSNS友達が教えてくれた。

ChatGPTの翻訳機能は勿論あり、すでに存在している多くの翻訳機械と比べてもあまり差がなく、「機械の文章」にすぎない。文章はあくまでも人間の力で成し遂げるもの。

AIはすでに多くのことができるが、人間にしかできないことはまだまだたくさんある。AIはすでに多くのタスクをこなすことができるが、人間はまだ独自の能力や優位性を持っており、人間にはAIに完全に取って代わることができない強みがあると信じたい。

例えば、芸術創作、文学創作、音楽演奏などの創造的な領域では、人間は情熱的で想像力に満ちた作品を創造する独自の能力を持っている。さらに、人間は豊富な経験、直感、感性を持っており、イノベーション、問題解決、人間関係などにおいて非常に重要だ。

また、人間は医療保健、法律、教育などの分野で専門的な知識やスキルを持っており、これらは深い専門知識と人間関係の能力が必要であり、現時点ではAIが完全に代替することはできない。

結論として、AIは多くの成果を上げているが、創造性、直感性、人間関係などの面では、人間はまだ独自の優位性や価値を持っており、重要な役割を果たし続けることになるだろう。

医療領域について、最近の体験としては、リハビリはやはり人間の技術者が絶対に必要だと感じる。これには、スタッフは患者との入念なコミュニケーション、人間味の伝達、細部への気遣いなどがある。

例えば、リハビリテーション病院では周辺にいくつかの散歩コースを設け、回復期患者をスタッフが連れて出かけている。道幅が狭く、自転車や車が多い場所では、スタッフが道路に目を配り、徒歩の患者を注意深くエスコートしている。

リハビリのスタッフは手先が器用なだけでなく、特に優しく優雅な話し方をする。ある夜、隣の部屋で男性スタッフが高齢女性にパジャマに着替えるよう促しているのが聞こえた。 彼は言った。「私は仏で、パジャマの着替えを監督するためにあなたの後ろに立っています」。それを聞いて、思わず笑った。人間の優しさは絶対にAIに勝つ。いつでも勝ってほしい。

最近、当方は心理カウンセラーの知識を勉強したいと思っている。人のこころを読む能力は大事だ。これは自分のためでもある。これからの人生には折れない心があってほしい。

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