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いつだってVISIONに戻る。
2010年2月にスタートした訪問型病児保育は10年目を迎えるまでずっと右肩上がりだった。しかし、コロナ禍で、事業は大打撃を受けた。
きっともう右肩上がりはやってこない。そう確信し、次に向けて意思決定したのが昨年の春3月。次男を産んで1か月だった。
時代が変わる。
変わるといってもどう変わるかなんてわからない、誰にも予測できないし、コントロールもできないけれど、人の生活のあり方や価値観などが変わるということは確かだと確信した。
そう思って、前だけを見て進もうと思い、この1年間やってきた。
昨年の春、最悪の最悪のパターンをシミュレーションした時、
終わった…なと、一時は組織がなくなることを覚悟した。
でも、冷静に考えると、
私たちのVISIONは「子どもを産んでも当たり前に働ける社会」
どんな時代になっても働く人はいて、子どもを産む人はいる。
だから、VISIONに進む道(手段)が変わるだけやん。
ってシンプルに考えることができた。
じゃあ、私がやるべきことはその道選びだ。
幸い、組織が11年目に入るにあたり、次の10年はこう進むと、両立に関する総合的なサポートにシフトチェンジしていくんだよと宣言をしていた。
その進む道をスタッフみんなで考えたんだった。(VISIONBOOK)
コロナ禍により計画は早まる&道(手段)は少し変化させないといけないけど、私の中で根拠のない確信がでてきた。
「いつだって、物事はシンプル。
いつの時だってVISIONに立ち返り、親御さんの声を元にやってきた。
その大切さは一番痛感している。また初心に戻る。ただそれだけ。」
そう思えたとき、
2020年はインプットしながら試行錯誤をする年にすると決めたのだった。
あれから、もうすぐ1年がたとうとしている。
ちゃんとアウトプットする場所を作ろうと、noteを書くことにした。
組織の課題は山積している。
そして、未来はどうなるかわからない。
でも前に進む。
だって、両立をつくりなおしたいから。
このままでいいわけないから。
では、また!
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