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【保育フォト】か~わって!

散歩から帰ってきた 23名の 3歳児クラスの子どもたち。
おもむろに「ブランコがしたい」と言う子が。
「あと 15分しかあそべないけど」と伝える担任 3人。
15分でもいいと言うので ブランコを用意すると、さっそく こぎだします。
 
「私も」と ブランコの前に並ぶ 二人の クラスの友だち。
いつまでも乗り続ける友だちに「か~わって」と声をかけると、
「やだ~」と。
もう一度「かわってよ~」と頼むと、「じゃあ、10数えたらね」と。
そこで 二人で声を揃え、「123・・・」と数え始めます。
 
ところが、10まで数え終わって「かわって~」と言うと、
今度は「えっ 時計の針が10になったらだよ」と うそぶきます。
「えぇ~ 10だよ、かわってよ」と怒りだす二人。
もっともな言い分です。

傍で聞いていた担任も 二人に加勢したくなり、
「もう 10過ぎてるよ、時計見てくれば」と声をかけると、
「まずい」といった表情に。
しかし 時計を見に行こうとはせず、
「まだ10になってない!!」と替わろうとはしません。
 
なおも「早く かわってよ~」と言われると。
「じゃあ ママが迎えにきたら いいよ」と。
さすがに
「ママが迎えに来てからってことはさ、ブランコに乗ったままご飯食べて、お昼寝して、おやつを食べて、暗くなってからってことよね いいの!?」と反論。
 
それでも「いいの」と そっぽを向かれ、
「もう、あそんであげないから!!」と捨て台詞をあびせ、
背を向ける二人。そりゃそうだよねぇ~。
 
夕方、ブランコを独り占めした子は、順番待ちの列の 最後尾に並ぶことに。
そう、立場は逆転。結局 ブランコには乗れず 同じ捨て台詞を。
“順番こ”で楽しめるようになるには、
たくさんの練習が必要みたいです。 

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