見出し画像

【保育フォト】 あれっ?

庭であそんでいた 12名の 歳児クラスの子どもたち。
そのなかの 一人が 10㎝くらいの枝をみつけ 持ち歩きます。
その様子を 黙って見守る 5人の担任。

砂場で 座面にたくさん穴があいている丸イスをみつけると、
持っていた枝を穴につっこみ、手放す 歳児クラスの子。
枝がイスに囲われて見えなくなると、
「落ちたはず」とばかりに、足元を探し始めます。
まるで 万有引力の法則を 知っているかのよう。
 
みつけきれず、他へと気持ちが移りかけたところで、担任がイスをどかし、
「ここにあるよ」と知らせます。なんと 絶妙なタイミング。
すると「やっぱり あるじゃん」とばかりに枝を拾い、再びイスの穴に。
今度は自分でイスを倒し、枝があることを確認すると「うんうん」と。
えぇ~ たった 一回 見ただけで、隠れている物も探せちゃうの?!

 今日も庭であそぶ 歳児クラスの子どもたち。
すると、ボールカゴを倉庫から出している 4歳児クラスの担任の姿を発見。
「やった 僕も」と 倉庫に向かって、テトテト歩きだします。
まっしぐらに。こおどりするかのように。大急ぎで。

でも その間に、ボールは全て売り切れてしまい、
彼が倉庫にたどり着いた時には、カゴはからっぽに。
 
その光景を見た 0歳児クラスの子。
「あれ さっきまでボールたくさんあったのに…  どこいっちゃったの」といった表情。
 
そりゃあそうですよね。
上手に歩けるようになったばかりの 0歳児クラスの子。
急げばいそぐほど 前傾姿勢となり、視線は足元に。
バランスも崩しやすくなるため、転ばないことだけに集中。
なので、4歳児クラスの子どもたちに、ボールが手渡されていく光景など
目に入りませんから、「消えた」ですよね。
 
そんな 一人ひとりの “びっくり”の姿も、“可笑しい”姿も、
「それもまた人生」と、そっと 温めていきたいな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?