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【保育フォト】楽しいことは 何度でも


今日は 芋掘り。気持ちの良い秋晴れ。足取りも軽く農園へ。
ササっと準備をすませ、
土を掘り始める 25歳児クラス 94人の子どもたち。
 
ところが なかなか顔を見せない さつま芋。きっと天候のせいでしょうね。
なんと例年にない超不作 掘れどもほれども根っこしか出てこない子が、
そこにもここにも。

お芋が一つも出てこない子には、
「こっちもいいよ」と別の株を無制限に掘らせてくれる 農園のおじさん。
ありがとうございます。
 
それでも、例年の 1/5ほどしか収穫できず。
「はぁ~」と ため息が止まらない、総勢 14人の職員たち。
 
そんな大人たちをよそに、「細いお芋とれたぁ」「ちっさいお芋だぁ」
「ハサミムシいたよぉ」「幼虫みつけたぁ」と 子どもたち。
 楽しむことにかけては 本当に天才
 
全体的に不作なので 芋の大きさを気にする子がいなかったのは、
不幸中の幸い? だったかも。
 
掘った芋は家庭に持ち帰る予定だったのですが、
収穫量が少なすぎて 園で調理することに。
持ち帰ることを楽しみにしていた 子どもたちの気持ちを思うと、
心が痛みます。
でも、「赤ちゃんたちが 食べられなくなっちゃうから」と話すと、
どの子も「いいよ~」と。ありがとう。涙が出てきちゃう。
 
ならばと 食べられそうにない芋を 砂場に仕込む職員たち。
何度でも 芋掘りを楽しんでほしいと。悪戯っぽい顔で。

翌日、いつものように 園庭であそび始めた
22人の 2歳児クラスの子どもたち。
すぐに 砂場であそびだします。
すると 昨日掘ったお芋が、出てくるでてくる。
ニコニコの笑顔で、「びっくりしちゃった~」と。
 
楽しいことを “一回きり”になんて、
しませんよ

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