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【保育フォト】泣いて笑える 卒園式


今日は卒園式。
どの子も、お母さんもお父さんも みぃんなニコニコで登園。
もちろん出迎える職員たちも。
 
職員の胸には、折り紙で折られた 色とりどりのハートのコサージュが。
それは昨日、卒園する子どもたち 25人が 一人ひとりの職員を訪ねて、
「なに色が好きですか」と訊き、手渡してくれた
お好みの色のハートのコサージュ。
 
大きな紙袋の中には、一体いくつの、
何色のハートが詰まっていることやら。
まるで明日、卒園を祝ってもらえる喜びを 分かち合おうとするかのよう。
だから職員全員、飾らずには いられないのです。
 
卒園児入場。最も緊張する場面。
でも、今年の年長児たちは、
初めての練習の時から 前を向き、堂々と歩いていたのでした。
思わず「ステキ」と称賛してしまった私。
そのためか、以後 まともに練習しなかったよう。
まったく あなたたちときたら。
 
今日も しっかりと前を見据えて歩き、自分の親と目を合わせ
一礼する姿のカッコよさには、誰もが涙・涙。
2年前の運動会では、約半数の子が参加できなかったのに… と。
 
二人の担任から、お祝いの言葉と卒園証書をもらい、
将来の夢や 一年間の思い出を語り始めると、誰もふざけていないのに、
みんなが大真面目に語っているのに、なぜか 保護者からは笑い声が。
こんな日でも “君たちらしさ”があふれ、みんなを包んじゃうんだねぇ~。
 
初めて練習した日から、君たちにとっては
卒園式も “ごっこあそび”だったみたいだね。

 事情があって 卒園式前、約一か月間 ずっと休んでいた友だちが、
当日いきなり参加しても、保護者は誰一人気づかないほど自然に
フォローする子どもたち。
だって、“ごっこあそび”ですからね。

ひょっとしたら気づきながらも、黙って見守ってくれる保護者たち。
いつものように。

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