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ちいさなちいさな嬉しいとき。

日常の中には、ちいさなちいさな嬉しいときがまぎれている。


口内炎が治ったとき。

アラームより早く起きれたとき。

家に着いた瞬間に雨が降ってきたとき。

週間予報で出かける日だけ晴れだったとき。

熱がでそう、と思った時に用心して回避したとき。



これ、全部逆の状態になって結構凹んでいる。


口内炎がなかなか治らなくてうまく笑えないし、顎まで痛くなってきた。口内炎って痛すぎると無意識にかばって筋肉を使うからか顎まで痛くなるってどれだけの人が知っているんだろう。今、口内炎が治るだけでもちょっと嬉しいのにな。

確かに、アラームより早くは起きた。だいぶね。まだ暗かったくらいだ。なので、二度寝した。すると、熟睡しすぎて肝心のアラームに気づかずに寝坊した。朝からヒヤヒヤ慌てて準備するのはよろしくない。アラームの10分前くらいにスッと目覚めて、清々しく1日のスタートを切れたらちょっと嬉しいのにな。

家に着く前に雨が降ってきた。あとちょっとだったのに。あとちょっと降り始めるのが遅ければ、服も靴も鞄も髪も濡れることはなかったのに。これが家について「あ、雨だ。」ってなってたら、ちょっと嬉しかったのにな。

予定があるとき、天気が気になって週間天気予報をチェックする。前後は晴れで過ごしやすい1日となっているのに、出かける予定がある日にがぎって天気が悪く気温も下がる。予定がある日だけお天気でお出かけ日和とかだったらちょっと嬉しいのにな。

ムムム、なんだか熱が出そうな気がする、そんなとき。身体があったまる具沢山スープを食べて栄養つけて、葛根湯飲んで、しっかり寝て、早めに用心していたのに、結局熱が出たとき、これは悔しい。負けだ。風邪に負けたのだ。早めに用心して回避できていたら、「よし!勝ったぞ!」とちょっと嬉しかったのにな。


まぁ些細なことだ。日常に起こる、とても些細なこと。

けれど、こんな小さなことでも嬉しいよなぁと気付けたことは、ちょっと嬉しいことかもしれない。

日常の中には、ちいさなちいさな嬉しいときがまぎれている。



#エッセイ #日記 #日常 #生活 #嬉しいとき

サポートとても嬉しいです。凹んだ時や、人の幸せを素直に喜べない”ひねくれ期”に、心を丸くしてくれるようなものにあてさせていただきます。先日、ティラミスと珈琲を頂きました。なんだか少し、心が優しくなれた気がします。