ずれててもいいからまずはやってみる -やさしさラボDay2を終えて-
朝晩寒くなってきてすっかり秋になりましたね。
我が家では干し柿が秋を知らせてくれています。
前回書いた『やさしさラボ』のDay2が11月15日にあった。その振り返りがてらnoteを書いていこうと思う。
前回の記事↓
前回の記事はパナソニックさんのnoteでも紹介していただきました。
こちらもぜひ!↓
FabCafe Tokyoさんのホームページのレポート↓
https://fabcafe.com/jp/magazine/yasashisalab/day1
この『やさしさラボ』は2ヶ月で4回のワークショップなので、期間でいったら4分の1、ワークショップの回数でいったら半分が終わったということに。早い・・・
Day2の内容は・・
2回目の今回はざっくりと
・チェックイン
・トークセッション
・フィールドワーク
・チェックアウト
という感じの流れでした。
メインイベントしてはトークセッションかな。
チェックイン
前回のnoteでは「チェックイン」のついてそんな触れなかったのですが・・・
※チェックインとは?
会議の前に、参加者のありのままの状態や感じていること、会議への意気込みを正直に話して共有する時間のこと。
最近では国連の会議なんかでも導入されているなんてことを聞いたような聞いてないような
チェックインでは5人ほどで今の気持ちなんかを共有しました。
僕は「前回のチェックインでは眠かったので今日はお風呂入って、散歩して気分スッキリ✨」と「トークセッションの資料を読み込めておらず残念」といった感じです。
トークセッション
さっそくDay2のメインイベント、トークセッションへ。
ゲストは
◎京都大学フィールド科学教育研究センター 准教授 伊勢武史さん
◎法明寺御住職 近江正典さん
のお2人。
生態学や環境科学、仏教の側面から物事を考えることってそんなになかったので新鮮なお話でした。
個人的には仏教の考え方に興味を惹かれました。
(トークセッションの内容については後日追加する予定です。)
フィールドワーク
午後は前回同様、実際に外に出て「やさしさ」について考えるフィールドワーク。
今回は『500円玉を使って「むこうがわ」へギフトをする』というもの。
事前に送られてきた封筒の中には500円玉が。
ルールは
①受け取った500円を、有形無形問わず何か別のエネルギーに変換しながら、「むこうがわ」に対してギフトをする。
②ギフトをした結果、そこにある価値が、お金に換算できない価値(エネルギー)かつ500円より大きくなるようにする。
③自分も楽しむ。
フィールドワークを始める前、「ギフトするなんて余裕〜♪」なんて思っていました。とりあえず外を歩いてみれば、人が多くいるであろう博物館にいれば何か見えてくるかと気軽に考えていました。
外を歩くこと30分。
博物館に到着して人間観察してみるもののなかなか思い浮かびません。
『誰に』ギフトしようか。『何を』ギフトしようか。
頭を抱えすぎてツイートしてしまっています・・・
外を歩いている中で気になったのが、『ゴミ』。
ポイ捨てされているゴミはたくさんあるけれど、気づいたら無くなっている。つまり誰かが拾ってくれているわけで、そんな人にギフトしたいと感じ、ゴミの中にメッセージカードが混ざっているみたいなことを考えたのですが、そもそもメッセージカードももしかしたらゴミかもしれないし、衛生面考えたらなんとも言えない・・・
気づけばフィールドワークの終了時間が近づいていて、後日宿題としてやることに・・・
帰ってきて、みんながどんなことをしてきたのか、どんなアイデアを考えたのか共有しました。
「いや〜。みんなすごいって!!」
ある人はコンビニの傘立てに傘をさしておくというアイデア。その傘には「ご自由に使ってください。ただし、もう自分に必要ないと感じたらまた、どこかのコンビニの傘立てにさして置いてください」と添えておくとのこと。こうすることで傘が必要になった人に傘が届き、やさしさが循環するというアイデア。
またある人は雑巾とアルコールを購入したらしい。それを使って公園のベンチを掃除したとのこと。公園のベンチや遊具って鳥のフンが落ちていたり、意外と汚れているから小さな子どもがいる親にとっては嬉しい思いやり。それにご時世的にも。
なんだか思いつかないようなアイデアがいっぱいでただただ感心しました。
先ほどの『ゴミ』のアイデアについても、メッセージカードよりもドリンクチケットがもらえるようなQRなら衛生的にGoodとか、そもそもポイ捨てがなくなるようにゴミ箱の周りにバスケットボールのゴールのようなものをつけてゴミを捨てたくなるようにしたらいいというフィードバックをもらいました。
チェックアウト
チェックアウトではフィールドワークを踏まえて、「身近な人にギフトすることは意外と簡単だけれど、自分とは接点のない人にギフトしようとすることは難しい。いかにこれまで、意識的に「むこうがわ」にギフトしていないかを感じました。」あとは「時間内にギフトできなくて悔しかった」。
まとめ
Day2のまとめとして参加者のまめこが言っていたことが印象に残っています。
『やさしさは常にずれているけれど決断しないと始まらない』
Day1の学びとしてこの世には多くの「やさしさのずれ」が存在していることを知った。誰かへの「やさしさ」は必ずしも「やさしさ」として受け取られるわけではない。ただ、今回のフィールドワークを通してギフト(=やさしさ)しなければ何も変わらないことも実感した。
そう考えれば、やさしさがずれていたとしても何か実践してみるのが第1歩なのだろうか。
『やらない善よりやる偽善』という言葉のように。
*ギフト
後日宿題としてやることになっていたギフト。やってみました。
『ゴミ』のギフトはうまく着地できなかったのですが、普段夕方、犬の散歩をしているときに気づいたのが、街灯がない場所が多いこと。
少しでも明るくなったらいいなという思いを込めて、反射テープを貼ってみた!
電柱に反射テープ
多分、ずれているのかもしれない。でもやらないよりは前進。
次回は12月の『やさしさの実践』に向けて準備だけれど、、、
不安しかありませ〜ん😭
最後まで読んでくださってありがとうございました!
ちなみにこのnote書き始めてから2週間近く経っててもう・・・💦
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