見出し画像

上智大学国際教養学部合格者解答例④【N高から大学進学】

本格的に授業も始まり、息子は、毎日大学に通えており、少しほっとしています。自由度の高い大学の授業の組み方も気に入っているようです。

進学校にいた時は、学校の方針もあり、クラス全員米国有名大を目指すぞという空気感が漂っており、すっかり気後れしてしまっていた息子は「そもそもなんで大学に行かなくてはならないんだ」という疑問を持ったままモヤモヤしていました。

同級生の中には何人かアイビーリーグの大学から合格をもらっている子もいて確かにすごい集団にいたのだなぁと実感しています。でも米国大学に興味のなかった息子には単に息が詰まる場所だったのだとも思います。

EDMというジャンルの音楽が好きだったのでイギリスのEDMが学べる専門学校にも見学に行ったのですがしっくりとは来なかったようでN高へ編入してからも色々悩んでいましたが最終的に国内の国際系大学に進むことを決めました。

何故大学で学ぶのか、大学は学生にどの様な教育を与える場であるべきか。就職のためのスキルを得るための場なのか視野を広げるための幅広い教養を身につける場なのか。中高一貫校にいるとこうした疑問すら持つ余裕もないことが多いですよね。

実は、上智大学国際教養学部公募推薦入試筆記試験(2015年出題だと思います)でまさにそれが問われる問題が出ました。問題文は、下記の通りです。

Write an essay on the following topic using 60 minutes according to the directions written below.
 
There are two views about the roles of universities: one emphasizes that universities should educate their students to be able to find a suitable job, and the other gives priority to the role of expanding their students’ minds to have a wider perspective of things. Discuss there two opinions. Support your ideas with examples both from the media (newspapers, television and others) and your own experiences.
 
No matter how you approach the topic, your essay should be clearly written and coherently structured. Before you begin writing, it would be wise to spend 5-10 minutes organizing your thoughts. Good luck!
 
息子が塾の授業で書いたこの過去問に対する回答にご興味がある方は、記事をご購入いただけると嬉しいです😊よろしくお願いします。

ここから先は

3,199字

¥ 480

この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?