丸暗記 その2
アルバム”製造業”
2曲目の”丸暗記”について記載。
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はこちらですので
聴いていただけると幸いです。
記憶力はかなりいい方だと思う。
小・中・高・大で同じクラスだった同級生を
自分が覚えていて向こうは忘れていることはあっても
その逆は人生で一度しかない。
(その1回は幼稚園で同じクラスだった子で
小学校は別、中学で同じ中学となったケース。)
小・中の同級生に大学卒業後の同窓会であった際、
「○○は、●月▲日生まれだったよね。」
と言うと驚いた様子で
「なんで知っている?」
と聞き返すので
「小学校3年生の時に聞いた。」
と答えると居合わせた周囲含めて気味悪がられる。
記憶にはコツがある。
先ほどの例でいうと小学校3年の時に聞いたきり、
40年以上その記憶を一度も思い返さず覚えているわけではない。
実はその人に会わなくても無意識に
”○○は今頃どうしているだろうか?”
と振り返っている。その際、当時の記憶を思い返している。
それは
”歩いているとき”、”電車に乗っているとき”、”実家に帰ったとき”
など。思い返す対象、人はその時々で変わる。
同じ人が頻繁に表れることもある。
学校だけでなく、会社で以前同じ職場だった人、部署、当時の出来事を思い返すこともある。
歳をとると昔のことは憶えていても最近のことを覚えていない
としばしば聞く。それは自分にも当てはまる。
昔のことはこれまで何度も思い返すからだ。
先ほどの誕生日については小学校の授業を時々思い返していることによる。
小学校の授業で給食の牛乳瓶の”ふた”(当時の牛乳は瓶だった。)の裏に名前を書き、模造紙の横軸に4月~3月の誕生月を書き、自分の誕生月の縦軸に
名前を書いた”ふた”を貼るというのをやった当時のことをしばしば思い返している。あの模造紙をこれまで何度も無意識に思い返しているので
友達が●月生まれというのをなんとなく覚えているのである。
記憶力がよいといいことばかりではない。
”中島みゆき”さんの曲に”傾斜”という曲がある。
”悲しい記憶の数ばかり、飽和の量より増えたなら忘れるより
他無いじゃありませんか”
という歌詞は衝撃だった。自分は悪い記憶もしつこく覚えている。
子供の頃の悪さも何度も無意識に思い返すのでそのたびに
相手に申し訳なかったという気持ちと自分を責める気持ちが押し寄せる。
自分を責めるの気持ちは年々強くなっている気がする。
”悩んでも解決しないことは悩まない”
と頭ではわかっていても実践はなかなか難しい。
記憶のコツは思い返すことのほかにもう一つある。
以下一例を紹介。
友人と飲み会の際、注文時に友人Aが何を飲むか少し悩んだ後、
日本酒の”高砂”という銘柄を頼んだ。Aが”高砂”を飲み干したので
私が「また、高砂でいい?」と聞くと同席していた友人Bが
「なんで銘柄を覚えているの?」と驚く。
これにも実はタネがある。連想記憶術というのを聴いたことあるだろうか?私は仕事でパワープラントを立ち上げてきた。大規模プラントは今でも
最初に起動する際、お神酒を上げることがある。私は”高砂”と聴くと無意識に某重電メーカの高砂製作所を連想する。Aが”高砂”を注文した際、
”高砂→高砂製作所→パワープラント→お神酒”
の連想が頭に流れた。その記憶が残っているので2杯目に”高砂”?となる。
文章にすると長くなるが、頭で連想するのは一瞬である。
連想記憶術にもコツがある。連想はなるべく奇抜な方がよい。
平凡な連想は忘れやすい。
先の例だと
”AとBが結婚して高砂や~!”
みたいな妄想でもOKである。
次回は勉強に記憶を生かすコツに記載。
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〆
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