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小説 「満願」

今日は、お勧めの短編小説「満願」(米澤穂信著※)を紹介します。📙

※アニメ「氷菓」や、映画「インシテミル」の原作者の方です。

この本は、ミステリー系の短編集全6話から構成されているのですが、私がこの短編集を面白いと思うは、どの話も登場人物の悪意により、後味の悪い結末となっているからです。
(個人的に、予定調和のハッピーエンドで終わる話は、退屈であまり好きではありません。)

少しだけ話を紹介すると、第1話の「夜警」は、ある男女の喧嘩の仲裁に入った新人警官が、逆上して襲いかかってきた男に対し、自己防衛のため発砲して男を殺してしまうという話です。

しかし、別の警官が事件の真相を調べていくと、実はこの事件はある者の思惑により仕組まれたものだったことが分かります、、

この話は結末の予想が付かず、特にお薦めです❗️

他の話も全て面白いので、是非一読ください。

後味の悪い小説としては、他にも「彼女は頭が悪いから」(姫野カオルコ著)がお勧めです!笑(この本は、少し前にかなり話題になりましたね。)

こちらも是非。

では🏃‍♂️






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