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来週の読書リスト

今、わたしのなかでフェミニズム系書籍を読み返すビッグウェーブが来ている。親になったという自覚がジワジワと押し寄せてきたことのインパクトはでかい。

①『3000万語の格差――赤ちゃんの脳をつくる、親と保育者の話しかけ』

ダナ・サスキンド 著 / 掛札逸美 訳

こちらは初めて読む本。わが家の本棚から。
文字は小さめだけど、今パラッとめくってみた感じだと文章自体は意外とやさしそう。ベビーを育てる身としては、今読んでおかねばという義務感からリスト入り。

前回

少し読み始めたところ。著者のサスキンド氏は小児人工内耳外科医で社会科学者という異色のキャリアの持ち主。もうそれだけで興味深い。
先天性の聴覚障害のある子どもにただ人工内耳を移植しただけでは、「音が聞こえる」だけで、その音の意味を理解することはできないのだという。音の意味を理解すること、そしてその先に発語があって、それらは物理的に「聞こえる」ようにする手術だけでは到達できない。じゃあ何が必要なのかといえば、(まだそこまで読んでいないけど)タイトルにある「親と保育者の話しかけ」なんだろう。

②『エトセトラ vol.2 特集 We LOVE 田嶋陽子!』

山内マリコ、柚木麻子 責任編集

先週は『ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた』、今週は『上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!』。そして来週は、『上野先生』でも触れられていたフェミマガジン『エトセトラ』の田嶋陽子特集を読み返す。わが家の本棚のフェミ系の本を総ざらいする勢いである。

フェミマガジン2号目は、日本でいちばん有名なフェミニスト田嶋陽子を大特集!

あの頃、テレビで田嶋先生を観て、フェミニズムを知ったすべての少女たちへ捧げる最強のフェミ・アイコンへのリスペクトに満ちた、山内マリコ&柚木麻子責任編集号

裏表紙より

田嶋陽子氏がテレビに出ていたのは1990年代以降だというから、一応わたしも世代だと思うのだけど、生憎バラエティー番組をほぼ観ない家だったので全然知らなかった。だからいろいろ前提を共有できていないのだけど、細かいことは気にしない。
田嶋陽子氏の『愛という名の支配』も読みたいな。


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