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来週の読書リスト

① 『車輪の下』

ヘルマン・ヘッセ 著 / 高橋健二 訳

ヘッセは以前『デミアン』を読んだきりだった。『車輪の下』のことも知っていたけど、なんとなく手に取らずにきてしまった。それが最近、なにかと目に入るようになって、可愛らしい表紙も相まってついに図書館で取り寄せた。
前回

今週読みきれなかったので、来週まずはこれを読むつもり。『デミアン』と近しい雰囲気を感じている。ままならなさの中でそれでも生きていく、人間臭さみたいなものを。

② 『日本文学全集06 源氏物語(下)』

角田光代 訳

中巻は図書館で1か月くらい返却待ちをしたけれど、下巻はすぐ手元に届いたのでホッとした。時間が空くともう、誰が誰だかわかんなくなってしまうんだよな。記憶の新しいうちに読めそうでよかった。
とはいえ、中巻で光君は死んでしまったようなので下巻は主人公交代だ。光君の妻・女三の宮と光君の親友の子・柏木の間に生まれた薫(この時点でもう複雑)の物語になるらしい。

③ 『人間失格』

太宰治 著

太宰の『右大臣実朝』を先月読んで、太宰治という人をもっと知りたくなった。『人間失格』は中学生のときに一度読んだけど、そろそろ再読のタイミングな気がする。
図書館で借りてきた角川文庫の表紙は『文豪ストレイドッグス』とのコラボ。これも何かの縁かな。

④ 『聞く技術・聞いてもらう技術』

東畑開人 著

最近は専ら図書館の本ばかり読んでいるので、久々に本を買った。夫とフラフラ入った本屋で、たまたま見つけた東畑開人氏の新書。『居るのはつらいよ』がとてもよくて再読したので、これも面白いに違いないと確信したのだ。楽しみ!


以下は、毎日少しずつ読む予定の本。

・『人生を狂わす名著50』

三宅香帆 著 / 今日マチ子 絵

ここのところ「日本の歴史」シリーズに偏ってしまっているので、新しい風を入れたくて時々開いてみる。
読みたいと思った本には付箋をつけてある。
そろそろ新しい一冊を探してみようかな?

・『すばらしい人体』

山本健人 著

舌は味覚を伝達するだけの存在じゃない。ゴクンと嚥下する僅かの間に、舌はかなり複雑怪奇な動きをする。モグモグ咀嚼をする間、食べ物がちゃんと上下の歯に潰してもらえるように微調整をしてくれているのも舌。縁の下の力持ちは口の中にいたのだ。

・『生活の中の治療』

アルバートEトリーシュマン・ジェームズKウィテカー・ラリーKブレンドロー 著 / 西澤哲 訳

これはわたしのバイブルなので、今年に入って2周目。自分なりの理解を深めるために、1章ずつがっつりノートを取っているところだ。インプットとアウトプットをたくさんして、しっかり身につけたい。と言いつつ、最近サボっている。今年の目標の200冊にもかなり余裕が出てきているので、そろそろまた着手しようかな。

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