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わたしの「好きで得意で大事なこと」はコレです

「あなたにとって、好きで得意で大事なことって何ですか?」

と聞かれたので、せっかくだからちょっと考えてみよう。

「本当のやりたいこと」というのは、

・好きなこと
・得意なこと
・大事なこと

という、3つの円が重なった部分のことなんだよー、という内容です。

好きなこと

わたし、今の仕事が結構好きだ。新卒で就いた営業の仕事は全然好きになれなかったけど、子どもの生活にどっぷり関わる今の仕事に転向してからというもの、一日も辞めたいと思ったことがない(仕事行きたくないなーと思う日はある)。天職だと言い切れるほどハイパフォーマーではないけど、こうして働いている自分が好きだし、たくさん迷いや葛藤があるけどそういうのぜんぶひっくるめて好き。もっとできるようになりたい、もっとこの仕事で認められたい。そんな野望がある。

読書が好きだ。今年は200冊読むと決めている。正直、ノルマっぽくなって追われているときにはメンドクサイって思うこともあるけど、基本的には楽しんでいる。大晦日に「200冊読み切ったぞ、やればできる子!」って歓喜するのを楽しみにしている。今年は200冊読むんだってみんなに言いふらして、すごいねって褒められるのを期待している。純粋に本を読むのが好きだし、本を読んでいる自分が好き。
コロナ前は本好きな友人たちと集まって読書会をしたり、本を薦め合う会を開いたりしていた。またやりたいな。オンラインもいいけど、自粛生活が長すぎて人と連絡を取り合うのがすっかり億劫になってしまったので、たぶんやらないだろう。友人関係サボりすぎている自覚がある……。おっと、好きなことから話が逸れてしまった。

あとは、noteが好き。読むのも書くのも好き。フォローしているのは顔も知らない人たちばかりなのに、毎日記事を読んでいるから勝手に親近感が湧いている。毎週楽しみに観ているドラマの登場人物のような距離感とでも言えそうな(ここ数年ドラマ観てないけど)。書く方は最近読書記録がメインになっていたけれど、やっぱりこうやって書いて時々誰かがスキをつけてくれると有頂天になる。これからはもっと書こう。わたしも誰かのドラマの登場人物になれるかもしれない。

得意なこと

これは結構難しい質問だ。

自然とできてしまうこと。何でこんなことがみんなはできないの?と思ってしまうくらい、自分にとっては当たり前にできること、がヒントらしいです。

これに自分で気づくのって、めちゃくちゃ難しい。そうだなあ……。

たぶん、進捗管理が得意だ。
たとえば今年の200冊読破チャレンジ。スマホのNumbersアプリ(ExcelのApple版)で表を作って、目標達成できるペースを割り出して毎日チェックしている。月ごとの目標冊数とか、今週読む本のリストとかを書いて、1冊読むごとに消していくのが快感なのだ。進捗管理ツールでモチベーションが上がるタイプ。
数年前に通信の大学で勉強していたときは、単位取得計画(レポート、スクーリング、テスト)を同じようにNumbersでモリモリ管理していた。明確な目標があって、進捗を可視化することで頑張れるし、それがとても楽しい。みんなそうすればいいのにって本気で思ってたけど、同じようにしてもアガらない人がいると知って、これはきっとわたしの得意分野なんだなと自覚するに至ったわけだ。

それから、日本語を書くこと。noteの世界ではこんなことありふれているけれど。でも一歩外に目を向けるとめちゃくちゃ遅筆な人とか、誤字脱字がひどい人とか、文章の構成がおかしい人とかがザラにいる。貶したいわけじゃなく、わたしが当たり前に書ける水準が世の中の当たり前ではないということだ。かといってわたしの当たり前が高水準というわけでもないのだけど(だからこんなふうに書くのが憚られる)、それは一旦脇に置く。そこまでのことは聞かれてないはず。

あとはこれ。モノを持たないこと。保有できる(管理しきれる)モノの量がおそらく人より少ないから、それを超えると手放したくなる。手放すとすっきりする(だからモノを増やし続ける人と一緒に暮らすのはかなり難儀なのだ)。散らかしても手に負えないレベルには至らないから、わりとすぐリセットができる。モノが溢れている場所に長時間い続けると気持ちが落ち着かなくなる。

大事なこと

フェミニストであること。
ふだんあんまり声を大にして言わないけど、結局これだよなと思う。女だからおしとやかにしなくちゃとか、男だから一家の大黒柱にならなきゃとか、結婚や家族はかくあるべしとか、そういういろんな窮屈な規範を再生産することに加担したくない。「そうじゃなくていいんだよ」って言える自分でありたい。
反発するがゆえに却って自分を縛りつけてしまうようなときもあるけど、それがわたしの「大事なこと」なのだったら、それはそれでいいかなと思う。

誠実であること。
目の前の人を裏切りたくない。できる限り期待に応えたい。それは嫌われたくないという焦燥感なのかもしれないし、誠実さを差し出してあわよくば同じものを返してもらいたいという利己心なのかもしれない。そうだとしても、わたしは誠実であり続けたい。誠実であればこそ、わたしはわたしを認めてあげられるのだと思う。

3つをまとめてみる
 =本当にやりたいこと

楽しくなって書きすぎてしまったけれど、まとめるとこう。

①仕事と読書とnoteを
②ゴリゴリに進捗管理してモチベを上げて、
③窮屈な規範にNOと言い、誠実な生き方を突き詰めていきたい

…それっぽくまとまったのかな?
①と②は、書きながら「今まさにやってることだな」と気づいた。noteのネタは9割方読書記録で、残りは仕事の話だし、なんなら読んでいる本も仕事がらみがほとんどだ。そして読書のペースのみならず、毎日のnote更新の進捗も当然Numbersに記録している。好きで得意なことは、言われなくてもとっくにやっているのだ。

これらが③と繋がったとき、ハッとした。考えてみれば当たり前の話だけど、そっか、こう繋げばよかったんだ。好きで得意なことをなによりも生かすべきは、わたしが大事にしていること。そりゃそうだ。

これからのnoteは、もっとはっきりとNOを表明してみてもいい。誠実であるとはどういうことなのか、とことん突き詰めてみてもいい。
そこに明確な目標を掲げて、お得意の進捗管理でゴリゴリ前に進んでみたい。なんだか楽しみになってきたぞ。


mikoさん、記事楽しく読ませていただきました。ついやってみたくなるようなわくわくする問いかけを、ありがとうございました!

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