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新しい景色

本日、愛知県に上陸!
今朝は5時過ぎに目が覚めたのでそのまま支度をした。
朝風呂は海の上の朝焼けが見えて気分が良かった。
食べる予定のなかった朝食バイキングも食べた。
修学旅行の朝を思い出す。
大体にして私は起きるのが早かった。
今じゃ考えられないけれど。

いよいよ下船。
車に乗り込む前から汗が止まらない。
車に乗り込んだはいいものの、エンジンを勝手にかけていいのか不安になりしばらく様子を見る小心者。
その間にも汗が粒になって滴り落ちてくる。最悪だ。
他の車がエンジンをかけたのをみて私もすごいスピードでボタンを押す。
冷房最高、冷房がなければ生きていけない。
そう実感した。

いよいよ愛車と共に新たな地を踏みしめる。
北海道ではもう夏の終わりという感じが漂っているので、愛知の夏真っ只中ですよ!という雰囲気にはタイムスリップしたかのような感覚があった。
今年は暑さを堪能できそうだ。
寒さよりも暑さの方が苦手なんだけどな…。
愛知は今日が暑さのピークだったとか。
道産子が足を踏み入れてはいけない地として、愛知県を禁足地と呼ぶことにした。

ホテルには1時間ほどで着いてしまった。
チェックインまでまだまだ時間がある。
そう思い買い物などを済ませたが、やはり時間が余る。
3時間ほどあるので、就業先からは遠い名古屋の方へ観光に行く。
そう、名古屋といえば名古屋城。
しゃちほこくんを見に行くぞ!

途中、それ落ちないんですか?というくらい木材を乗せた軽トラを見かけたり、強引な割り込みにあったりと少し怖い目に遭いつつ名古屋城に到着。
車を降りた瞬間、あ、死ぬかもと思うくらいの熱気に襲われる。
北海道の暑さが温度だけだとすると、こちらの暑さには湿度が含まれている。例えるならサウナだ。
サウナの気温を低くした環境みたいな。
こんなところでへこたれていたらこっちで生きていけない!と正門へ向かう。

チケットを買っていないのに受付へ行ってしまうというおじいちゃんのようなヘマをやらかし少し恥ずかしい。

城内に入ると、火縄銃の展示が行われていた。
あとは本殿の中も再現されている。
わぁ、と思ってそれっぽく見ているが、それっぽいだけである。
見たら興味が湧くかななんて思ったけれど、やっぱり興味がなかったのですぐ通り過ぎていく。
歴史好きな人は目を輝かせて見入るんだろうなあ。
なんだか羨ましい。

名古屋城の中には入れないらしく残念だった。
記念写真を撮ってくれるサービスをしていたので撮ってもらおうか悩んで並んだけれど、私の後ろに段々人が並んできたので(さっきまでいなかったのに!)女一人でポーズを決めるのが恥ずかしくなり列から脱出してしまった。
やっぱりしゃちほこポーズをして撮ってもらってそれを友達に自慢するべきだったろうか。少し後悔。

お昼がまだだったので、名古屋城に隣接しているご飯屋さんの通りでいただくことに。
と思ったのだが、夏バテの症状であいにく麺しか入らないので麺屋さんに入ろうと思ったが定休日だった。
他は天丼やひつまぶしなど少し今の私には重たいものばかり…。
車にそっと戻った。

ホテルにチェックインして近くのご飯屋さんを探す。
気になる店を発見したので歩いて向かう。
道中、暑くて干からびそうだった。

このお店は麻婆豆腐を推している。
そう考えると麻婆豆腐しか目に入らなくなってしまい、定食で注文する。
なんで暑くて死にそうなのに自分をいじめているんだろう。
しかし、確かにおいしかった。
また期間内にこれたらいいな。

ホテルに戻り、マッハで着替える。
身体中ベタベタで気持ちが悪い…。
早くお風呂に入ろう。
今日はお酒を飲む気にとうとうなれなかった。
本当は飲みに出たりしたかったのになあ。

そして落ち着き今に至る。
未だに船に乗っていた感覚が抜けずにふわふわしている。
座っていても立っていても何をしてもふわふわ。
なんとなく楽しいからいいかぁ。

明日は7時半に起床予定だ。
就業先の蒲郡へ向かう。
これでガマゴオリと読むのは厳ついなと最初は思った。なんとなく。

新しい景色に心を躍らせたあと
決まって考えるのは、この感動をあなたに話したかったなということ。
あなたならなんて言うのかな、なんて。
大体予想はつくけれど。
連絡ももう取っていないのに、未だに毎日考えてしまう。
いつになったらこの気持ちを忘れられるのか。
いつまでこの気持ちでいられるのか。
どちらにせよ切ないと思った。

明日から仕事がんばろう。
おやすみなさい。


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