見出し画像

ホーチミンに向けて#10【あぁ、モノって…】

先週の金曜日、無事ホーチミンに到着いたしました。
が、まだ続きます「ホーチミンに向けてシリーズ」

今回はモノに対しての気持ちがだいぶ変わったことについて、書きたいと思います。

捨てる捨てる

ホーチミンへの引っ越しに向けて、今回はモノを捨てに捨てまくりました。
もう着ないなという服や雑貨、なんやらかんやら諸々…

最初の方は断捨離断捨離!と思って意気揚々と捨てていましたが、途中からモノに対してなんだか申し訳ない気持ちが溢れてきました。

この子たち(モノ)だって、こんなふうに捨てられると思ってないだろうなぁ…なんて思ってしまったり、もっと大切に使って欲しかっただろうなぁ…なんて思ってしまったり😂

着ない服はなるべくH&Mに持って行ったし、読まない本はBOOKOFFに持って行きました。
それでもゴミ袋は何袋にも。

なんだか心がぎゅーっと苦しくなりました。

家具家電買取・不用品回収

今回は海を跨ぐ引っ越しです。

これまでの大きな移動はオーストラリアへのワーホリでしたが、帰る場所があるという前提だった+行く前は実家暮らしだったということで、家具家電を手放す、ということは必要ありませんでした。

でも今回は、一人暮らしをしていたところからのベトナムへの引っ越しということで、家具家電を手放す必要がありました。
しかし、使っていた家具家電はまだどれも一年半ほど。ほとんどがニ◯リや楽◯市場で買った家具でしたが、どれもお気に入りで大切に使っていました。

それなので家具家電買取と不用品回収を一緒にやっている業者さんにお願いしましたが、繁忙期だったということが大きな理由で、一つも買取をしてもらえませんでした。
もうここでわたしの心のダメージは8。

代わりに不用品回収をしてもらいましたが、それにも想像以上のお金を払い、それで心のダメージは10に。

回収をお願いしたのはわたしですが、あまりにもあっけなく持って行かれてしまうモノたちを見て、心のダメージは12。

そして業者さんが帰って、ガランとした部屋を見て、心のダメージは18に(マックス20)(絶妙なマックス設定)

もう涙がポロポロ出てきて止まりませんでした。

買取業者さんから見たら、買い取るほどではないと判断されたかもしれません。
でもわたしは、愛着を持って大切に使っていました。

それが、あんなにもあっけなく持って行かれてしまって。
値段もつかず。

ゴミになってしまうのかなぁ、次の人が大事に使ってくれるのかなぁ。

そんなことを考えて、ガランとした部屋を見たら次から次へと涙が出てきました。

それでもモノを大切にしようと思った

今回の一件で、愛着を持っている方がつらいなぁ、なんて思ってしまいました。
わたしが結婚した相手は転勤が多く、今のホーチミンだっていつまでいるかわかりません。

それならば、安いモノを買ってでいいかな…、なんて思ってしまいました。

それでもやっぱり、お気に入りに囲まれているとそれだけで気分がいい。
大事に使っていると手放すときつらいけれど、でもやっぱり、一つひとつを大切に使いたい。

移動も多いし、今後は買うモノを吟味して、そして一つひとつを大切に使っていこう、という気持ちに代わりました。

幸い、海外では家具は備え付けなので、今手元には服や靴、アクセサリー、メイク道具、その他文房具など細々したものがほとんど。
この持ってきたモノたちを大切に長く使っていきたいなというふうに思います。



不用品回収が終わったあと見た桜
うるうる
コーヒーを飲みながらまた桜
このあと元職場の人たちに会ってダメージを受けた心が癒されました



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?