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ジンベイザメと私

やっと長いお休みを取ることができたので、3泊4日で沖縄県を旅行してきました。

計画を立て始めたのは出発の5日ほど前で、弾丸旅行でしたが、自然を満喫して沖縄の歴史も学び、満足のいく4日間になりました。計画性の乏しい弾丸旅行でもなんとかなる”リゾート地”には感謝です。そして、走りながら物事を進めていく行動力の大切さを改めて実感しました。今回の旅行を無理やりにでも実行していなければ、いくら家で休みを楽しんだとしても充実度合は明らかに小さかったでしょうから。

この旅の本来の目的である「怒涛の仕事によって溜め込んでしまった疲れを癒す」ことも達成できたのではないかと思います。お休みを取ったので明日から仕事を頑張らなければいけないこと頭では理解している日曜日です。

ところで、沖縄で有名な某水族館に行き、当館のシンボル、ジンベイザメに会って感じたところがあったので、書き残しておきます。

解説のお姉さんによると、当館のジンベイザメは2022年現在27歳ということです。最初に頭に浮かんだことは、水族館の水槽で27年間(私の今までの人生より長い)毎日同じようにぐるぐると泳いでいるのか〜想像を絶する、ということです。当館の水槽がいくら広いとはいえ海と比べるとはるか小さい空間で、果てしない時間を過ごしてきたジンベイザメ。
しかし、水族館は餌が毎日決まった時間に与えられ、餌には困らない、つまり生命の維持(に必要な食料)は確保されている訳です。

最近仕事に違和感を感じている私としては、ふと思うのです。
「擁護の上に成り立つ安定」(水族館によって生涯食事と健康を確約される)を手にしている一方で「自由」(海を本来の姿で泳ぎ回る)を失ったジンベイザメが、安定が確約された公務員という枠の中に留まっている一方で本当にやりたいことは別にあって自由に働くことを羨望している自分と酷似しているなあと。

ジンベイザメを通して客観的に自分を眺めると、水族館のジンベイザメでありたくないと強く思いましたね。
つまり、そろそろ、独立してお金を稼いでいく方法を本気で考えていかなければいけない時期に突入しているのです。今まで延ばし延ばしにしてきてしまった、人生の軌道を自分軸に合わせるという軌道修正をそろそろ行っていきます。

2022.11.6

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