限りなくおだやかで少しさびしい短夜に

まだ見えもしない日々を思います
青葉の下で色づくころを思います
遠からず他ならずただ思います

こゝろに映る懐かしい空を思います
ところどころ浮かぶ綿雲を思います
今日を過ごし明日もと思います

広い空に引かれる夏至線を思います
夏に咲く秋の桔梗を思います
吉は更にとばかりのその色たるやと

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夏至を迎えました。
一年の半分が終わろうとしています。
気も大きく動くころで
心身ともに大事な節目です。
夏至初日の昨日は
”太陽の元旦”とも言われます。
新年にはあっ、と鳴るこゝろの音に出会い
誰かに聞いてもらえたらよいなあと
目標のようなことを揚げたのですが
おかげさまでじゅうぶんに叶っています。
残り半分はこれをと決めないで
健康を意識しながら
折り返してゆこうと思います。
皆さまの日並みもそうありますように。
　

今日の日中の時間はすでに昨日より
短くなっているのですね。
昼間の長さを思うより
夜の短さを思いたい、そんな今宵です。