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心とカラダがつながっている教育を

今朝、いつも通りの股関節掃除中に思ったことを残しておこう、と思って書いている。(股関節掃除・参照:https://ameblo.jp/karada-yucoco/entry-12432152060.html

我が家の8歳児は、無意識だろうけれど、カラダに出ている「何か」は、サインだと認識している。
私も夫も、心身を整えることを根っこに置いた生活をしている証し何だろうけれど、「こどものからだラボ」で伝えたいのは、そこが軸なんだろうな、と。


「英語やプログラミングを学校で必修にするのも良いですが、
こういった「心と体の関係」を教えてあげるような授業があっても良いような気がします。
でもなかなか受け入れるのが難しい世界でもあるのですよね。

これは、先日メールセッションのお客様から頂いた言葉です。
お子さんを育てていく中で、自分自身の心身が整う様子を体験して、毎日が楽しいし、楽になる、というプロセスをナビゲーションしてきました。

こども自身にも、、、、って思うのは、私も同じなんですが、学校ばかりに頼ってもいられないな、と思い家庭生活の中でできる取り組みを7年伝えてきました。

この前、アメブロにも書いたことですが、まずは「お母さんから!」なんですよね。(もちろんお父さんでも良いんです。この場合は夫婦が理解しあっていることが原則❤️)

毎日を丁寧に暮らすとか、自分を大切に扱うとか流行のようにSNSでも流れいますよね。
私もこの仕事を始めた頃から、そう言い続けてきました。
大人になってからスタートした、心身を整える取り組みですが、出産するまで、この意味を深く感じとっていなかったな、と思うんです。
だからかな、出産して娘との時間ができてから、この事は伝えて行きたいという思いになってきたのは。

子どもの心身を観察することは、結果的に自分の状態を見ることに繋がります。無意識に発している言葉や、吐息、心臓の音、生理的に起こる変化をお子さんが「感じとっている」んです。

毎日の生活で、自分自身を見ることも忘れがちですが、こどもがいる生活って本当にサインが多く出てきます。

「今どう感じた?」「なんでそうおもったの?」「ママはこう思うけど、あなたはどう思う?」「どんな感覚がする?」

こんな会話を毎日していると、娘から引き出された言葉や感覚が、自分自身の中にあることに気づきだします。
娘は、常に私や夫に質問をされるので、時々「ほっといて」とか言いますが(笑
その「感覚を言葉にする」「カラダに起きていることを言語化する」ことに慣れています。
そういった意味で、カラダから発する会話が成立しているんです。

学校教育でも、プレゼンテーション能力を高めるために、いろんな取り組みがなされていますが、その取り組みだけではなくて、家庭の中でも同じことをしていないと、とっさに使えるものにはならないんじゃないかな?

「からだ教育」という分野が成立するならば、きっと性教育も一貫。
思春期のママたちから、性教育のことを聞かれることが多いですが、性差を知るとか、カラダの仕組みを知るとか、精子と卵子がどう結びつくのか?とか、、、避妊も含めてそういった情報を知ることの背景に、「自分のカラダは自分で責任を持つ」という教育がなされていないと、方法論で終わるよね、と常に思っています。
本来、自分の体は自分で責任を持つことで、管理ができるはずなんです。

◆自分の体に起きているサインを理解する
◆カラダに起きていることを話あうことを日常化する
◆自分自身のカラダを大切にすれば心地よくなること
◆気持ちよい感覚を味わう
◆自分のカラダの変化に気づける

生まれた時からの接し方は、性教育にも繋がっていくものじゃないか?
そして、それは自尊心を育てることに繋がっていくんじゃないか?
と思っています。
心身のことを伝える取り組みについて、同業者と話をしていくとね、「どこから始めればいいんだろうね」という会話になることがとても多いです。

お母さんなのか?
妊娠中の女性、カップルなのか?
こどもに向けてなのか?
未婚女性なのか?
若いカップルなのか?


挙げるとね、キリがないです(笑
0歳〜高齢者までにお付き合いしてますので、どこから始めても遅くない!というのをいつも言っています。
いわゆる「マーケット的」な話になると「ターゲットを絞ってください」と言われること多々(笑
絞れないんですね。
ただ、ここに書いた「まずは自分から」が理解できていれば、何歳からでもいいじゃないって思いです。
昔はさ、躍起になって「学校にこの教育を!」とか思っていたんだけれど、いくら学校や幼稚園に導入しても、保護者がこの点を理解していないと、単なる裸の王様なんですよね。
だからこそ、「自分から」を伝える取り組みを、もっとわかりやすくして行きたい〜と今朝感じました。
やっぱりキッカケはこんまりメソッドかな。

〜30分あたりに着目〜

この動画の中でこんまりさんが喋っているシーンが焼き付いてます。

「本当に大変申し訳ないんですけれども、この仕事を10年以上やって来ていて、主人が片付けないんです、子どもが片付けないんです、って言う方に限って、絶対自分の片付けが終わっていない。」

これに続いて、収納の説明の時に

「自分の片付けが終わった後に、どうやって行けばいいのか?それは、複数の人が一緒に暮らす場合には、その人のスペースを明確に区切ること。これはルールとして決めてしまう」

これ、他者との区切りを作る、まさに人間関係のバウンダリ。
家族といえども、バウンダリの形成は健康的な生活を保つ家では大事だという証し。
まずは自分が!は、どのシーンにおいても、人のせいにしない、自分から能動的に行動していくことで、心身の健康が保てる。
そして、安心・安全・心地よい・ホッとする・・・・

快の行動に繋がります。
これが、結果的に自律神経調整に直結し、ラクな状態を導く。
風邪ひとつ取っても、それは自律神経調整。
カラダの仕組みも、なんで風邪引くのかも、その対処法も全部自分のためにってやっていれば、サインとして見ることができる。
だから、不調だ!って悩むことはない。
不調は快感を知るチャンスだから。

毎日を快感で埋め尽くすことはできる。

でも、自分自身の心地よさを知らないとできない

カラダもね、みんな固まっているのが「当たり前」だから、緩んだ状態で動けることを知らない人が多すぎる。

背中がパンパン

太ももがパンパン

腕がパンパン

太っているわけじゃないですよ。筋肉が緩めなくて、パーンと張っている。

「私むくんでますか?」

よく皆さんそうおっしゃいます。
みんな、自分の状態が曖昧。
楽な状態を知らないだけ。

こどもも同じ。
楽な状態を知らない。
特にね、45分間も机に座ったままですよ。
太ももパンパンになって当たり前。
娘は、足が太くなるって言うんです。
でも、原因を伝えると納得。
股関節掃除すれば、脚は元に戻る。

機能的な暮らしは、機能的な体を知らないと作れないよなーと実感する日々。

「からだ教育」は、マーケット的には小さいだろうし、理解者は多くないのかもしれません。
それよりも、頭が良くなる!とか、痩せる!って方が人には理解しやすいのかもしれないけれど、出会った人にはこのことはまず伝えていこう、と。

ある方から、足裏診断を自分で経過を追って、スポーツする自分の動画解析と足裏の状態を照らし合わせる授業があってもいいんじゃないか?と言っていただけました。

運動だけじゃないんですよね。

どんな靴を履いて歩いたのか?
今日、どんな運動をしたのか?
何歩歩いたのか?

足裏と毎日の「動作」を連動させることを、子どもたちに伝える取り組みもいいのかもしれない、とも。

親子でそれをやる、これが理想。
親が自分の足裏と運動を観れる、そして、自分で取り組める、親子で話し合える。
そんなナビゲーションもやってみたいな。

私たちが出来ることは、まだまだあるな、と思った朝でした。

からだ教育、まずは自分から!


世界中の親子の笑顔とHappyを増やす! 「こどものからだラボ」の活動に利用させて頂きます。 よろしくお願いいたします。