♯18 棚卸しをしたら「好き」を思い出した
3月も下旬に入ろうとしているのに、関西はとても寒い一日でした。三寒四温といいますが、体感的には寒い日がもっと多い気がするなぁ。昨日は久しぶりにダウンのロングコートを出しました。
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最近、自分のキャリアや趣味などを棚卸ししています。プロフィールをまとめないといけなかったからですが、趣味や好きなことを改めて考える機会になりました。
私が好きなのは、好きなアーティストのライブ。仕事そっちのけで予定を入れる傾向にあるのは、ライブだけかもしれない。でもこれって、あまり仕事に結びつかないのです。
仕事に結びつきそうなことで、好きなことを考えないといけなくて。なにかなーと考えていて、思い出しました。私は「明治工芸」が大好きなのです。
明治工芸に出会ったのは、テレビ番組がきっかけです。明治工芸は「超絶技巧」と呼ばれる工芸品。何がすごいって、とにかく細かい! 細工や絵柄がほんとうに細かくて、アートというよりは「技巧」という表現がぴったりの、それはそれはすさまじく緻密な作品ばかりなのです。
京都にある「清水三年坂美術館」のことを知り、翌週さっそく行ってみました。七宝から蒔絵、印籠など、それまで見たことがなかった作品を間近でじっくり眺めることができたのですが、もうすごいわけ、その技巧が。
たちまちファンになった私は、それ以降ふと思いついては清水三年坂美術館を訪れていたのですが。
コロナ禍で遠かってしまい、ちょっと忘れかけていたのですよね。今回の棚卸しをしていて、ハタと思い出しました。
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最近まで、各地の美術館で明治工芸の展示をしていたことを知りました。大阪はあべのハルカスでやっていたようで、知らなかった〜〜とがっかり。また清水三年坂美術館まで行こうかなと考えていたときに見つけたのが、『和樂』の「美の国ニッポンをもっと知る!」特集。明治工芸が取り上げられている!
https://intojapanwaraku.com/rock/craft-rock/2321/
あわててバックナンバーを確かめたところ、Amazonに一冊だけあるのを発見! 『和樂』の最新号が「京都の手仕事」特集だったので、ついでに購入して、さきほど手元に届きました。雑誌のバックナンバーを手に入れられるのは、ネットのおかげですね。
じっくり読みたいと思うも、今日はまだ仕事が終わらないので( ; ; )明日以降のお楽しみにしたいと思います。
キャリアの棚卸しや自己分析をすると、忘れていた大切なことを思い出すのが不思議。好きなはずが、なぜかふいに忘れてしまうんですよね。何年かたって、何かのきっかけで思い出し、またハマるという不思議なところがある私です。今回はちゃんと思い出せてラッキーでした。
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