♯36 私の結婚生活を支えている言葉②
こちらの続きです。
いろんな意味で衝撃を受けていたら、あっという間に時間が来てしまった。ありがとうございました、とお礼を伝えて離席しようとした私に、占い師さんは言った。(一言一句は覚えていないのでニュアンスで)
「そうそう、これを言っておかなきゃ。あのね、結婚って、前世からの因縁があって、結婚するんだよネ。結婚を通して課題に取り組むんだけど、あなたもそうなワケ。で、今世で課題をクリアできなかったら、また来世でやり直しなの、同じ相手と」
え゛え゛!!!!! ←私の心の声っていうか、叫び
「あなたも彼も、やり直し組かもねぇ。まぁ、そういうワケだからがんばってネ。ダメだったら、また来世だね」
がんばってネって、まだ結婚してないのに何をがんばるのさ?! ←私の心の声
最後に新たな衝撃を受け、頭の中がぐるぐるした状態で、家路についたのだった。
で、どうなったかというと、占い師さんにいわれた通り、本当に翌年結婚し、3人の子供を近い年齢差・・・そのうち二人は双子・・・で授かった。実は、結婚時期のことはすっかり忘れていたのだけど、友達が覚えていて「あ、あんた、当たったやん!!」とドン引きされたので、そこで思い出した。(ちなみに彼女に結婚すると伝えた翌週、彼女は占い師さんのところへ行っていた)
そして、占い師さんが言った通り、専業主婦に一旦なったけど、ことごとく性に合わずにワーママ人生を選び、今に至っている。いや、めっちゃ当たってるやん、なのである。
ここまでの結婚生活は、やっぱりいろいろあった。「離婚」の文字が頭をよぎるのなんてしょっちゅうだった。真剣に離婚を考えたときもあったのだが、タイミングよく(?)スピリチュアルが流行り出した。そこでまた私は衝撃を受けた。だって、「結婚は前世からの課題」っていう人とか本がめちゃくちゃあったから。
「・・・占い師さんと同じこと言うやん(怖)」
と私は愕然とし、やはり自分たちは「課題やり直し組」なのかも、と思うようになった。
そんなわけで、夫と揉めるたび、私の頭に占い師さんの言葉が蘇るようになったのだ。離婚したろか、ほんまに・・・と考えるたび、頭の中にこの言葉が浮かぶのだ。
「来世またやり直し」
この言葉が浮かぶたび、私の怒りは自然に鎮火した。
私は同じことをくりかえすのがとても苦手。来世もまた同じ相手と課題のやり直しなんて、本気で嫌だ。あ、もしやこの性分も、課題クリアのために授けてもらったものなのかもしれないな。前向きに解釈するとだけどね。
ということがあり、私は今も粛々と結婚生活を送れている。
占い師さんの「やり直し説」が本当かどうかは、生きている間はわからない。が、死んでから「やっぱり本当だった!!」と青くなるのは避けたい(切実)。だからこれからもがんばるつもり。
で、なんでこんなことを書いているかというと。先日夫が自分でお弁当をつくって会社に行ったからだ。いつもは私がつくるのだが、寝坊してしまった。帰宅後、ごめんねーというと、夫は「いやいやー。(おかずとごはんを)詰めただけだから〜」と、朗らかに笑った。
若いころ、夫は「弁当なんか男が作れるか!」「男はキッチンに入ったらダメなんや」と平気で言う人だったのだが。変われば変わるもんだなぁ。と思ったとき、占い師さんの言葉を思い出したのだ。
「(夫は)年を重ねるごとに人間味が出るタイプ。最終的には朗らかな人間になる」
・・・これも、もしかして当たっているのか? と、密かにドキドキしている。
本当はこのあいだ行ったライブのことを書きたかったのだが、うまくまとめられない。ということで次回こそは!!
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