#トヤマビト。Vol.15
富山には魅力あふれる人たちがたくさん。
知れば知るほど好きになる!
そんなトヤマビトたちとの 出会いや学びを
ぽつぽつと書き記していきたい。
第15回目は 富山のエンタメ発信美女といえば このお方!
■さだありさ氏
富山市出身。富山に密着したローカルタレント。
テレビCMへの出演や番組リポーター・イベント司会・CMナレーターなど、ほぼNGなしの(家族会議案件はあり)攻めのマインドで多岐に活動中。
『富山の遊び場』のレギュラーメンバーとしても注目を浴びている。
(グラフィックレコーディング:misaさん)
▶ 表現を通して楽しませたい。
富山市出身のさださん。小学生の頃から演劇団体に所属したり、詩の朗読大会に出場したりと、感情を込めて『表現』することが好きだったという。
もともと小説や物語が好きで、作家になりたいと思っていたこともありました。自分で詩をつくるポエマーだったんですよ。
小学生の頃、詩の朗読大会で優勝したことがあって。
それから漠然と役者になりたいと考えるようにもなりました。
幼い頃から人前で『魅せる』ことを実行されていたのですね。
19歳の頃には、砺波市の観光大使“プリンセスチューリップ”としてご活躍されていたことも!
さださんにとってプリンセスチューリップとしての1年間の活動は、人を楽しませることを考えはじめるきっかけとなったそうです。
OLとして働いていたのですが、夜中にプリンセスチューリップ募集のCMを見て、やらなきゃって思ったんです!
変わり映えのない日常に変化をつけたいと思っていた私にとって、これだ!と思えた新しい挑戦でした。
会社をやめることになってもいいと思うほど覚悟を決めて踏み出した一歩でした。
さださんがプリンセスチューリップに選ばれたのは、2011年。
東日本大震災が起きた直後でした。
エンターテイメントが自粛モードになる中、人を笑顔にさせたり、楽しむ場を提供しにくくなっていました。
そんな時だからこそ自分にできることを探したい。
そう模索している中で、プリンセスチューリップとしての活動は大きな転機となりました。
メディア出演や司会、特産品の物販、友好都市への出張など、1年を通して様々な活動があった中で、さださんのお気に入りは県外でチューリップを配るお仕事でした。
当時の私は、富山を出たことがありませんでした。
これまで富山を出た人たちと話す機会があまりなかったので、外から見た富山を「いいところだよね」と言ってくださる方々が多く、新鮮でした。
外から見た富山ってそんな風に見えるんだな~って。
地元富山に誇りを持てましたね。
そこで出会うみなさんに富山の良さを教えてもらっていた気がします。
プリンセスチューリップの活動を経て表現の幅が広がり、自信をつけたさださんは、20歳で演劇を本格的に勉強しようと上京。
東京の芸能プロダクションに所属し、舞台出演や映画出演など役者として活躍するのでした。
▶ 富山のエンタメの顔!
📷:富山の遊び場メンバーのみなさん。
東京で役者として奮闘するも、体調を崩し地元へ戻ったさださん。
富山に戻ってからも人前に立つお仕事がしたいと考え、MCやリポーターとして活動を再開。
しかし、“自分らしい色”の出し方に苦戦し、くすぶっていた時期があったという。
リポーターとしては、アナウンサーの真似事しかできなくて。
もっと自分らしさを出していけたらいいのになと考えていました。
そんなときにご縁があり、富山の遊び場のメンバーとの出会いがあったのです。
テレビには真似できない、富山の遊び場だけにしかできない独自の目線で富山の発信をしていこう!という想いが自分のくすぶりとも合致して。
一緒にやってみようという運びになりました。
現在では富山の遊び場レギュラーメンバーとして大活躍中のさださん。
先日公開された上市町の大岩不動山での滝行の動画は、なんと100万PVを突破!
ころころと表情を変え、富山の面白スポットを紹介してくれています。
さださんはまさに、富山のエンタメ発信を担う顔!!
富山のかっこいいところばかりではなくて、かっこわるいところや、ちょっと残念かも!というところも見てもらいたいですね。
変てこりんなスポットとか、そこに注目しちゃうの?っていう面白いところが結構あるんですよ!
愛を持ったうえで、真面目にふざけて紹介していきたいです。
これが自分らしいカラーかなと思っています。
▶ 親しみやすく、近い存在。
📷:実はラテアートの腕前がプロ。
さださんの、“言われて嬉しい言葉No.1”は「親しみやすい」という言葉なんだとか。
私は、自分で“タレント”と肩書きをつけていますが、みなさんと遠い存在になりたくないと思っています。
見かけたら気軽に声をかけていただきたいですし、富山県民のみなさんの想いに近い声を発信できる存在でありたいと思っています。
富山の遊び場TVでハツラツと楽しそうに、どローカルを紹介する さださんの姿には、親近感を感じますよね!
▶ 富山の面白さを、全力で届けたい。
📷:ブリの被り物も着こなしてしまう。
今後、富山で挑戦していきたいことを伺うと
ひとつひとつ、どんなお仕事であっても
最終的に見てくれた方が面白いと思ってもらえるものをつくるために全力で挑んでいきたいです。
決して押し付けではなく、みなさんが自然に面白いと感じていただけるようなものを届けていきたいです。
と背筋を伸ばして答えてくれました。
幼い頃から人前に立ち、培ってきたスキルを活かしながら『富山の面白さ』をこれからも全力でお届けしてくれることでしょう✨
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取材を通して、さださんの凛とした姿やまっすぐな言葉に、ますます憧れ度が増しました。
私が落ち込んでいるときに、「できることがあればお手伝いさせてね」と手を差し伸べてくださった優しいさださん。
本当にかっこいい先輩です。ありがとうございます!
📷:いつか市電(路面電車)と競争してみたいそうです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます🌷
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