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#10 命をいただく授業

こんにちは。鳥取県琴浦町、地域おこし協力隊のあきです🌿

今回は成美公民館で、いのちをいただくイタリアンフルコースを食べて来たお話です。

成美地区は、町が美しく成る、心身が美しく成るというキャッチフレーズのごとく、自然豊かなのんびりした町並みが特徴です。

始まる前に公民館前の河原をのんびり散歩


今回のシェフは幸田直人さん。鳥取の三朝町でご家族と自給自足の生活をし、カフェ"いちまいのおさら"の経営をされているとのこと。

料理、大工、電気、農業、ものづくりの
プロフェッショナル
幸田さんの思いや生活が書かれた
素敵な挿絵の冊子をいただきました


ほぼ自給自足の素材で出来たフルコースは、7種10品。とにかくボリューム満点で、素材の味を生かしたお料理は全て美味しい😋

品数多くてビックリ
冷魚とフルーツ、こんなに相性が良いとは!
かぶ(もものすけ)、長芋の歯応えと、
素材の味が最高
生ハムの塩加減が絶妙で、脂が美味しい
里芋は皮ごと!
サツマイモは驚きの甘さ!
リゾットは春菊がアクセント
野菜のスープは、原木椎茸とクミンの香り
ふきのとうがアクセントのぺぺロンチーノ
キャラメリゼされたりんごと、イチゴがのりました
ホワホワしっとりのシフォンケーキ

フルコースをいただいた後に、幸田さんの暮らしぶりや今回の食材のお話をしてくださいました。

罠に掛かったり、人からいただいたりするイノシシや鹿を吊るして解体する話はちょっぴり衝撃だったり...

野菜や果物は皮も含めて食べられる所は丸ごといただく。少しだけ出た野菜くずは、鶏や豚などの餌として与え、その家畜の糞を肥料にする。回り回って無駄がない。

肉も野菜も何もかものいのちを余すことなくいただくという大切な事を教えていただきました。

調理する幸田さんご夫婦

自給自足は防災にも役立つと言う。
幸田さんのような自給自足をすることは私には難しいけれど、私なりのサステナブルを少しでも取り入れてみようと思いました。

まずは、野菜くずを出来るだけ出さないように、そして出た野菜くずや生ゴミはオカラと混ぜて肥料にしてみようかなーなんて思ったり。

一緒のグループになった面白メンツ(お母さん、娘さん2人、そのお子さん1人全員女性)のおかげで美味しいうえに、楽しい時間を過ごすことが出来ました。新しい出会いがあるのがありがたい!

誘ってくださった成美公民館主事さん、貴重な経験をありがとうございました。

美味しいイタリアンをお腹いっぱいいただき、心も身体も大満足な"命をいただく授業"を受けてきたと言う本日の記録。

おしまい🌿

成美公民館
幼稚園児さんが塗り絵したというこの柱、
可愛くて、好き
筑紫と菜の花、春ですね
お花やテーブルクロス、心遣いが素敵♡

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